ガーデニングと野菜作り

初めての野菜作りとガーデニングに夢中な私。花や、収穫した野菜の写真を紹介するブログです。

五島列島の旅を終えて

2024-10-03 10:12:12 | 日記
9月27日から二泊三日の旅を終えてふと頭に浮かんだのは、他人を貶めるのではなく生かす事を考えようと。年長の友人とも旅をして相手を思いやりまた自分も労られる五島の旅は、しんどかったけれど喜びがあった。帰って来るとまた旅に出たくなった。
旅に出て不自由な生活に慣れる事に魅力を感じ始めたのだ。バックパッカーの気持ちが少しわかる。
自然の中でエネルギーを享受し、さらにそれと一体化すると、自ずと謙虚になる。
伊能忠敬は、五島の小さな島々まで船に乗って測量した。
彼の描いた五島は、現在の地図と少しも変わりはない事にただ驚嘆する。
人は旅をすると自分の弱さが良くわかる。
そして自分の体の何処が特に弱いのか気づく。私は辛抱強い方だと思っているが、三半規管は弱い。
めまいや頭痛が出やすく特にバスが苦手だ。そっとバスの車内で吐いた。
しかし五島の自然の中で歩き、先人の歴史を思いエネルギーを得て心も癒された。
異国に来たかのような豪華で厳かなカソリック教会やエメラルドグリーンの海の美しさは言うまでもない。
場所は違えどまさしく巡礼の旅も似ているのかもしれない。

9月26日 産経新聞のビブリオエッセー月間賞「飛鳥へそしてまだ見ぬ子へ」を読んで

この本に出会ったのはおおかた40年前だろうか。いまも私の本棚にある。当時何回も読んでは泣いた。それはただの感傷だけではなかった。私の心の片隅にずっと井村和清さんはいた。時々二人の娘さんも大きくなられただろうなと想像していた。今回19歳の看護学生が読んで投稿してくれた。私は、井村さんの存在が現代の若者に届いた事に感動するのだ。時代を超えて、活字の素晴らしさ、そして井村さんの人柄を改めて噛みしめている。二人の幼な子を残して亡くなられたのはどんなに辛かったであろうか。しかし彼は、勇者の様に生き抜かれた。キリスト教信者では無かったけれど、聖書のことが書かれていた。イエスを裏切ったユダにも心を馳せていた。それがきっかけになり私も聖書を読むようになった。

9月18日
中秋の名月の翌日の朝5時、西の空には、まだまんまるお月様が煌々としている。しらみ始めた空には、星も見えて、龍の形をした大きな鱗雲が満月を真横にして北西に流れている。
朝の10時頃、真っ青な上空に、西から東に向かって飛行機雲が、一直線に進んでいった。

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  嘘

2024-08-24 19:13:23 | 日記

​いつも心にもない言葉を発してきた
怒りも、悲しみも、悔しさも、おどけも、愛も、優しさもすべて的外れだった
なぜ、心にもないことを?
本当の心を隠したかったから
いや隠さねばならないと思ったから
いやいつも私は他人より下でなければならなかったから
なぜなら私は愛を乞うたから



     《今読んでいる本》      
      百年の孤独 ガブリエル・ガルシア
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8月3日の花火大会

2024-08-07 18:08:39 | 日記

今年も花火が見れました。パリ五輪も行われています。
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2024年6月24日

2024-06-24 13:00:26 | 日記
風化した過去の時を慈しむかのように、今私は時を償って生きている。
その情熱にのめり込んでしまいそうな自分が怖い。
人生のレールは玉乗りのように慎重にならねばと自分を戒める。大切な事はバランスなのだからと。
何をしたかではなくどのように生きたかが問題なのは、わかっている。
掃除も料理も仕事も友人と会う事も、真の喜びになりつつある。
時々面倒に思う事もあるけれど、些細な生活の中にこそ真の生きる喜びがある。
単純な田んぼの草取りでさえ、喜びになる。若い時は遠くへ行かなきゃ楽しくないと思っていた。
今では、極端に言うなら宇宙に行っても、その気にならなきゃ何も得ることは出来ないと思う。
義姉が亡くなり、義兄もいつ何時かわからない状態だ。身近で若い人がどんどん亡くなっていく。
いずれ自分もそうなるのだが、考えると怖くなる。
死ぬのも怖いけれど、一番怖いのは体の自由が利かなくなる事だ。
ある日突然やってくるのが一番怖い。だから焦ってのめりこんでしまう。
「世情も不安定だし」とまあ、悲観主義者の私は言いだしたら切りがない。

≪今読んでいる本≫
池澤夏樹さんの本を読みだした。
「スティル・ライフ」「キップをなくして」







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田植のさなかで

2024-06-18 09:19:41 | 日記
田植え中の休息に、座敷で床を敷き体を横たえる。全ての音を消す。そして目を瞑る。
夕飯のメニューを何にしようか、昼寝起きにどんなデザートを食べようかなどと考えているときが、最高に幸せな気持ちになる。
自然の中で生活をし、そのリズムに溶け込んでいくと、頭は澄みわたって来る。これが至福だと思う。
心身共に健康になるとはまさにこの事だと確信する。
また、1日の終わりに仏壇の前で念仏を唱えていると、ふと有意義な考えが浮かんで来る。
これも不思議な事だ。
現在はもはや、科学的宇宙の時代であり、太古の昔より宇宙から生まれた私たちは
もはや真のエネルギーを完全に享受出来ていない。
ただ謙虚にそれを求めようとする者だけしか与えられないのではないかと私は感ずる。
クラッシックもテレビもラジオも良いが、時には全ての音を消して、自分の内なる深淵の音楽を聴こう。そして、宇宙の音楽を体感したいと思う。

≪今読んでいる本≫
「この村にとどまる」
マルコ・バルツァーノ

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