ゆーぼん街道歩きブログ(欧州カミーノ、東海道他(五街道)、熊野古道、北国街道他)

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熊野古道 小辺路 3日目 五百瀬 ▶️ 十津川温泉 18.5km 2016.11.15

2016-11-15 | 街道歩き

  昨晩はぐっすり、たっぷり寝ました。
昨日のような膝の激痛もなく快調です。田舎の朝飯をたっぷり食べ、たっぷり
出して出発です。今日も1000m越え、三浦峠です。幸い今は雨降っていません。
さあ、出発!玄関で女将おばあちゃんと自撮りしてスタートです。
この農家は立派な昔の門を残しています。
おばあちゃんに御礼申し上げ、手を振ってバイバイ、すると道路まで送りに来て
くれて、私が見えなくなるまでずーっと手を振ってくれました。
ありがたや!おばあちゃんいつまでもお元気で!!







 道路に点のようなおばあちゃん。いうまでも手を振ってくれました。


 とりあえず青空が見えていますが、低い雲が・・・また雨降るかもね・・。


 こんなところに南朝遺跡、いろいろな時代でこの奈良・和歌山の道は聖地なり。


 ここらあたりから登山道になります。


 あちゃぁ!!吊り橋だぁ。大嫌いな吊り橋。前進するしかない。
下を見ないようにして、目は水平に、少し腰を落として緩やかに前進、半ば
越えれば早足で、苦難の道を乗り越える。何とか渡ることができました。









 ここから登山です。三浦峠登山口。時々小雨の登山も午後は晴れました。





 青空見えてきました。





 やはりこんな山の中にも宿場機能が昔はあった。


 天気はいまいちも幻想的な風景。素敵です。
それにしても人に出会わない。寂しい道だ。


 でたぁ!怪獣ミミズゴン。巨大なみみずに遭遇。体調30cmか。


 湧き水です。登山者、巡礼者にとっては命の水。














 絶景です、しかしまた天気は下り坂。





 休憩所。ちょっと休憩。ここで今回リュックにコンチャ(ホタテ)を付けて歩いたことを
紹介。コンチャはカミーノの道中お守りです。








 いろいろな伝説があるものです。事実かどうかはわかりませんが。








 こんな山の中に茶店や出店や旅籠が!


 おっ、太陽神 天照大神登場か?晴れてきました。














 よし!やっと晴れた!!


 登山道から国道へ。これでも国道のようです。そこに矢印が!
カミーノでは黄色の矢印が巡礼者に方向を教えてくれます。









 当初の目標はこのバス停から十津川温泉までバスに乗ろうかと思いました。
バスの時間は14時01分、間に合うかなぁって思いつつ歩いたところ、なんと
11時には到着、ああ、早すぎたぁということで、国道を十津川温泉目指し
歩くこととしました。



 車が多いのかなと思いきや、ほとんど車通らず、たまに工事の車が通るだけ。
非常に歩きやすい道でした。


 自画像です。










 自画像自撮り・・ともかく人がいません。


 ともかく昔の人はこんな山奥に来たことだけは事実です。
現代でこんな寂しいところ、大昔は狼、熊、猪、山賊に怯えながら歩いたんで
しょうね。ここは菅原道真です。天神さんがこんなところに。






 ここらでお昼の時間。ちょうどバスの停留所があり座ってのんびりおばあちゃんの
作ってくれた弁当を食べました。弁当は目はりずしです。
大きく目をはって食べました。中にはおばあちゃんの手紙と道中の飴玉が
入っていました。涙がでるほどの”おもてなし”でした。感激!!




そして十津川温泉到着、温泉民宿でゆっくりお風呂を楽しみました。
向こうに果無峠が見えてきました。明日はいよいよ熊野本宮ゴールです。


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