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熊野古道 小辺路 2日目 大股 ▶️ 五百瀬 16.9km 2016.11.14

2016-11-14 | 街道歩き

  小辺路一夜明けました。気持ちよく寝れました。
ところが、ところが!!朝からなんと、なんと!
左ひざが超痛く起き上がれません。あちゃー!
さあ、どうしよう?何とか痛いの我慢して立ち上がるも、
完全に左ひざがやられている・・・。
頭にいろいろなことがよぎる。ああ・・・。これからどうすれば
いいのか?いろんな予約どうすれあ・・・。
そして約10分後朝飯、食堂まで左足かばいながら歩いてみた。
確かに痛い。食堂で定番の朝飯をくらい、部屋へ戻ろうとした
その時、なんと痛みが和らいでいるではないか?なんだこれは・・・
部屋に戻って当然出発の準備、リュックの整備を終え立ち上がる。
それが・・寝起きと異なり、スムーズに立ち上がることができた
ではないか。
民宿のおやじが小辺路入り口まで車で送ってくれるらしく、早速
靴を履き車まで歩く。あら!普通に歩けるではないか!
不思議なことです。こうして民宿のおやじと撮った自撮り。
親切なおやじでした。有難うございました。






 こうして左足に不安を抱えながら出発です。
あいにくの小雨ぱらつくいやな天気。巡礼の宿命、前進しかない。
ここは大股のバス停前、これから伯母子峠高度約1000m越えの旅です。
それにしてはいやね天気です。



 小雨の中での写真にしては綺麗。素敵な紅葉です。


 徐々に登っていきます。








 登山道を登って行きます。左ひざは何だったんだろう?
神さまが治してくれたようです。感謝!!























 今日は一日このような登山道を歩くみたいです。それにしては道中誰にも人に会わない。
寂しい限りです。それも高度が上がるにつれガスが出てきたようです。
ここが伯母子峠の頂上、ガスで何も見えません。これより下り、助かります。



 あっ、あっ!!熊!!熊だぁ!!どうしよう!!
よーく見るとただの枯れ木でした。それにしても四足の動物に見えた。
誰も周りにいませんが、怯え青くなっていたことと思います。
正直凄い恐怖でした。



 やはり旅籠はいる!巡礼宿を建てましょう。








 このような老女の話を見るとぞーっとする。まわりに人いない、ガスが立ち込め小雨ふる。
こんな時には出そう!!そうそうに通過しよう。





















 高度をさげ、この橋のたもとに降り立ちました。あとは舗装道路を少し歩けば
民宿です。



 歴史あるなぁ・・現代では超田舎ですが・・・。平維盛、大東宮 護良親王。


 そして到着です。初めての経験。ここも客は私一人。
こんな部屋で寝ました。お風呂もご飯も普通の農家。
しかし家族のように暖かく接していただけました。
晩飯の写真を忘れましたが、山菜が主の豪華な料理でしたが、飯の時に
ぜんざいがでました。中には大きな餅が入っており、すべて完食。
それとお風呂ですが、風呂桶は普通の家庭風呂も薪で焚いたお湯、湯上り後も
いつまでもぽかぽか、気持ちの良い風呂でした。



 伯母子峠で疲れたんでしょうか。午後八時には布団に入ってねました。
座敷童でも出てくるかと覆いましたが熟睡。気持ちよく寝れました。

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