ゆーぼん街道歩きブログ(欧州カミーノ、東海道他(五街道)、熊野古道、北国街道他)

 西国街道(長崎への道)、山陰街道、塩の道、四国お遍路、奥の細道他、生きてる限り、歩ける限り・・。

京都巡礼1(東山散策、御室、妙心寺) 2015.4.9

2015-04-14 | 街道歩き

  高野山、おのころ島とパワースポットを堪能しました。
昨晩なんとか京都まで戻り、ねぐらを探し、今朝爽やかに目覚めました。
主たる目標は日向(ひむかいと読む)大神宮から伊勢神宮遥拝です。
原則全てを歩きます。何故って?巡礼だからです。

 それでは京都駅から友人と巡礼スタートです。
まずは七条通り、高瀬川を左に見て東山麓を目指します。
高瀬川の桜綺麗です。しかし新緑の方が勝ってます。
何とか一日天気が良いことを祈りながら歩きます。



 すぐに鴨川を渡ります。枝垂れっぽい桜が美しい。
鴨川をみると学生時代を思い出します。



 鴨川越えて少し歩くと豊国神社。ご存じ秀吉を祀った神社です。
定番なので写真はやめましたが、神社の横は方広寺、大阪の陣のきっかけを作った
釣鐘があります。方広寺の奥には大仏殿の跡があります。地震で潰れた大仏です。
現存すれば一大名所になったことでしょう。



 東山五条から少し登ると、世界遺産 清水寺。
中国人他外人ばかりが参道を歩いてました。



 ここは外国かと思うほどの外人のための参道をすり抜け、右に曲がるとご覧の
ありさま。朝早いせいかと思われるが空いていてよかった。
そう、三年坂です。



 次は二年坂。


 何故かキティちゃんの店、これは外人用か。


 次の一年坂を左に見て、右奥には観音さま。霊山観音です。手を合わせて通り過ぎました。


 石塀小路の手前でしたでしょうか。桜が綺麗でした。


 石塀小路をぷらっと流し、やがて八坂神社、そしてご覧の円山公園枝垂れ桜です。
すでに盛期は過ぎていました。ところが夜ライトアップした姿は次の写真。
素晴らしく感動しました・・・。



 ライトアップのせいか満開に見えます。





 こちらの桜は満開でした。円山公園内です。


 円山公園を出て、知恩院へ向かいました。本堂に左甚五郎の忘れた傘が天井に
残っているらしく訪れましたが、本堂大改修中、残念ながら見ることができませんでした。



 そのまま東山の麓を北上してます。途中青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)の
横に桜が満開でした。公園になっているようです。



 やがて三条通りに出ました。正面には平安神宮の大鳥居が見えます。
この三条通りは東海道です。三年ほど前、日本橋から三条大橋をめざし歩いたことを
思い出します。左、三条大橋、右、日本橋。
日向大神宮は日本橋方向へ右折し蹴上へ。
蹴上を少し過ぎ、インクラインを越えたところにありました。日向大神宮鳥居です。



  これは琵琶湖から引いている水です。疎水・鴨川の方を向いています。


 一方、これは琵琶湖の方を向いています。トンネルを通って水が流れてきます。


 ありました。日向大神宮です。天照大神を勧請してます。











 内宮・外宮とあり伊勢神宮に似ています。


 神様が降りて来られる神聖な岩です。天岩戸に向かう道の登り口にありました。


 サツキが綺麗でした。


 ありました天岩戸。この伝説は日本中多くあります。今夏には高千穂の天岩戸を
訪れる予定です。






  神宮内の舞台です。ここまで来て思い出しました。
学生時代、この神社の舞台を借りてバンドの練習していました。
当時は神社も神宮もどうでもよし、ただ迷惑にならない場所が欲しかっただけ。
しかし、当時はエレキ、この神聖な場所をかき乱してたんだなあと思います。
よく許可がでたもんだ。しかしこの舞台だけは覚えている。
50年近く前の話です。



 さあ、目的の伊勢神宮遥拝所へ。少し山を登ります。


 これは社務所です。雨の日は左の家屋の中に入ったようなおぼろげな記憶があります。





 登山道みたいです。


 
 着きました。遥拝所です。
 まずは鳥居の向こうが伊勢神宮です。丁寧にお参りし、さあ振り返ると下の写真です。


 ご覧ください。手前の赤い鳥居は平安神宮(ご祭神・桓武天皇)、その向こうの緑の森は御所、
そのまた向こうには何と左大文字、一直線に並びます。すごい!!
感激です。計算して遥拝所造ったんでしょうか?樹木もこの間には枝が伸びてきません。
不思議な遥拝所です。



 遥拝所を横から見てます。





 こうして日向大神宮をあとにして、東山の麓を散歩し、熊野若王子神社にお参りしました。
この神社は京都から熊野古道を通り熊野本宮まで巡礼するに最初におとずれる神社です。
しっかりとお参りしました。

 そしてここからは”哲学の道”南の起点、これから銀閣寺まで歩きます。
ここは本当に、いやほんまに懐かしい道。銀閣寺近辺に友人がいたし、小生も比較的
近い元田中に住んでいた関係で、よくうろうろしました。
思い出がいっぱい・・・の道です。



 桜も終盤ですが、我々のために咲き残っています。ありがたや。


 人をできるだけ撮らないようにしていますが、平日ここらを歩いているのは観光客、
それも外人ばっかり。























 
 ほら、ここに写っている人全て外人です。


 こうして桜咲き乱れる哲学の道終点に銀閣寺があり、その横にあるのが浄土院です。
何故ここに立ち寄ったかというと、この寺は大文字を管理しているので「大文字寺」と呼ばれ、
毎年送り火には精霊送りが行われ、大文字山・山上の弘法大師前でここの住職が読経する、
ここに弘法大師いわゆる空海が登場します。この寺は元々天台宗、その後浄土宗。で、弘法大師
は真言宗・・・。高野山、四国お遍路等々、どこかで何かが繋がっている。
まだよく理解できていませんが、今回立ち寄った理由です。




 







 二位の尼(後白河法皇寵姫)、女性政治家の先駆者だそうです。
かつ美人・・・。ガラスの反射で少し見にくいですが、上の像は
世界平和とみなさんの幸せを祈る姿だそうです。

 いま・・必要ですね・・世界平和!!

                



 こうして哲学の道を離れ、今出川、鴨川・高野川合流地点です。だいぶ北に上った
せいか、まだ桜が綺麗です。ここで友人の要望で少し下賀茂神社へお参りし、
その後はバスを使い白梅町へ、嵐電で御室へと進みました。
そう、仁和寺に向かいます。



 白梅町から嵐電です。これまた懐かしい。


 仁和寺に来ました。桜は満開です。種類が違うみたいです。少し白いかな。


 ではご覧ください。天気上々、桜花爛漫です。






















 


そして次の桜は妙心寺。大きなお寺・・その中の退蔵院、これまた圧巻です。





















 息が詰まりそうな桜の乱舞、十二分に堪能しました。それにしてもよく歩いた。
カミーノなm25kmは歩いたのではないだろうか。
これにて京都巡礼第一部が終わります。
明日は第二部、雨模様、鞍馬・貴船に参ります。どんな世界が待っているかな。












     






 


 










コメント    この記事についてブログを書く
« 日本誕生の地 おのころ神社... | トップ | 京都巡礼2(鞍馬、貴船)巡... »

コメントを投稿

街道歩き」カテゴリの最新記事