カミーノ ポルトガル 1日目 ポルト → Vilarinho 25.9km 2015.8.20.21

　８月１９日、成田よりドイツ　ボンへ向け出発しました。
ボンで孫の元気な顔を見て、今回の出発点であるポルトへ出発しました。
８月２０日、ケルンボン空港よりポルトガル、ポルトへ飛びます。
もちろんジャーマンウィングですが、先般操縦士の自殺に伴い墜落したのが
気になるところですが、そうそうないだろうと思い、少し緊張して乗りました。
まずは最初の寄港地リスボンです。
リスボン空港の到着バゲージエリアにゴリラとか象とかがいました。
単なるディスプレイにしては金かけてるな。


ポルトへは電車移動、ポルトガル国鉄のオリエンテ駅
に向かいます。最近地下鉄が繋がったということで、電車で４駅近いので乗ろうと
しましたが、何故か切符自販機が大渋滞・・・仕方なくタクシーへ。

　まあ日本でもそうですが、空港からオリエンテ駅まで近すぎるようで、運転手が
いらいら、スピード出したり、急ブレーキ踏んだり、他車をあおったりでひやひや
でした。何とか無事に着いたものの、やはり地下鉄に乗るか、ひょっとしたらバスが
あったかも・・・、どこの国もマナーの悪い運転手はおるものだと、やはり教育でしょうか？ 

　オリエンテ駅正面です。


　ここはリスボンのビジネス駅って感じです。新しく再開発された駅前のようです。変わった
ビルがいろいろありました。



　早速ポルト行の特急指定券を購入、写真はプラットホーム。
樹林をデザインした斬新な屋根です。


　そして車中の人に・・地撮りです。


　ポルト・カンパーニャで支線に乗り換え、サンベントに到着です。


　有名です。サンベント駅のアズレージ。












　予約していたホテルにチェックイン、まずはカテドラルへ。クルデンシャルのスタート
印をもらいに行った。どうやらカテドラルでは印はもらえず、横のインフォーメーションで
もらえた。これえ明日からは出発できます。本日は時間があるので、明日の道を探しながら
街を散策しました。

なかなかカテドラルは荘厳かつ豪華な建物でした。キリスト教のことはわかりませんが、
明日からのカミーノ行脚の安全をお祈りしました。












　教会というよりも、ドウロ川近くの防御のためのお城です。やはりところどころにアズレージョ、
時折太陽光線が差し込み輝いていました。








　カテドラル正面です。


　カテドラル前にありました。黄色はカミーノ、青色はファティマ用、サンティアゴ到着までずっと
矢印はセットでありました。巡礼者はカミーノ　サンティアゴさまにお参りして、帰りはマリアさま
めざし巡礼するようです。








　やはり黄色の標識はちゃんとありました。迷わなくて助かります。


　ご覧ください。振り返れば直線上にカテドラルが・・・。


　おっこれは何だろう？
Torre dos Clerigos というらしい。クレリゴス教会の塔。


　ここにもアズレージョ。


　本日はこれまで。夕食は前に泊まったホテルアリアドスのレストランで魚介を。
ポルトガル・スペインは魚介が多いので、我々日本人は助かります。


　夜の市役所。


　こうしてポルトの夜はふけて・・・・さあ、明日からは歩きだ！！
８月２１日サンティアゴに向け出発です。
昨日ポルトの出口は確かめましたのでスムーズな出発です。


　ビルの中を通るカミーノ。





　途中にありました。アズレージョの教会。


　日本にない道路標識発見。子供たちが踊っているみたい。
通学路、子供に注意！！ですね。


　古そうな十字架、道しるべでしょうか？


　おっ、すげぇ！！ドーベルマンの門柱。珍しい。


　初めてのバル。言葉が面倒なのでいつもコカコーラ！これは万国共通のようだ。
少しの休憩です。そんなに急ぐたびではありません。


　ポルトガル国鉄でしょう。単線です。


　カミーノマークがありました。これを見るといつもほっとします。





　木の幹の中に聖人がおられました。


　十字架が後生大事に石の囲いです。





　まだ歩きは初日、まだ左がポルトの空港みたいです。









　前に友人が歩いています。だいぶ離れています。
歩けども歩けども追いつきません。なんかおかしい・・・・。


　ああ、どんどん離されます。なんだ・・・・。





　どうやら歩けてないｍたいです。友人が絶えず振り返って様子を見てくれますが、何とも足が
動かない。





　ポルト空港から飛行機が飛び立ったようです。


　朝顔の群生。


　巨大なススキ・・の一種かな？


　道は続きます。











　小高い丘に教会がありました。少し休憩です。確実に疲れてます。
初日だというのに・・・。どうしたんだろう？
時差ボケのせいかな？





　素敵なロケーションでした。


　もうすぐかなぁ？？





 ともかくヘトヘトでアルベルゲというかオスタルというかよくわかりませんが、
宿泊所に到着。まあまあ綺麗なところでした。最初は友人と二人かと思いきや
あとからドイツの学生が４人、同宿となった次第です。
この学生たちとはこれから何度も出会います。もう少し言葉がしゃべれればなあ
と思いました。今のところ孫はドイツ人なのに・・・。


　

　日本からドイツへ、ドイツからポルトガルへと１万キロを超える旅
老骨にはこたえたようです。まあ、ゆっくり寝れば回復するでしょう。