吉野巡礼（後醍醐天皇陵、吉水神社、金峰山寺、千本桜） 2015.4.11

　ああ、真っ青な青空が恋しい。初めての吉野にやってきました。
京都から近鉄で橿原神宮乗換て吉野駅へ。
天気はイマイチも雨は降ってない。
吉野駅降りてびっくり、人、人、ひと。今日が土曜日であること頭にありませんでした。
まいったぁ・・。


　ああ、たまりません。これからロープウェイで山に登らなくてはならないのに。


　ケーブル乗り場に来ました。あちゃぁ・・。二時間待ちだそうです。
これは待っていられません。我々巡礼者としては歩きます。


　こんなロープウェイ。宙に浮く乗り物は乗らないで正解。


　まずは林道歩き。歩きやすい道です。


　途中で発見、カフェです。朝はまだ営業してませんでしたが、帰りはやってました。お客さんが
いたので写真は撮りませんでしたが、おばあさん一人で一杯ずつドリップしてコーヒー
作っていました。


　こんなところに温泉旅館がありました。吉野温泉元湯です。ここで道は右にまがり
山道を登って行きます。


　登山道となりました。しかしたいした登りではないようです。


　途中振り返ると千本桜の一端でしょうか。空の色、桜の色ともに霞がかかったように
なりました。





　これより吉水院とあります。山の上にきました。ロープウェイ乗らなくてよかった。


　ご覧ください。　世界遺産　南朝皇居です。この吉水神社はご祭神、後醍醐天皇と
楠正成公です。


　早速巫女さんのお出ましです。どうやら入山料徴収係りのようです。





　これ・・これが千本桜です。凄いです。少し濁った色になってますが、
天候のせい、仕方ないです。
          

　未来に残したい日本の風景の前で！！





　これは南北朝時代よりあと、戦国末期に豊臣秀吉が吉野の大花見大会をひらくに
あたり、秀吉自身が基本設計を行った庭です。





　それでは吉水神社、当時の皇居の内部いくつかをお見せします。
写真撮影禁止が見つからなかったので撮影ＯＫのようです。


　鞍馬寺の義経さん、ここ吉野にも逃げてきたようです。


　この部屋で隠れていました。


 さあ、どうすっぺ？と弁慶もさぞかし悩んだことでしょう。


　後醍醐天皇　玉座、ここに座っておられたんだぁ・・。


　ご真影です。神武天皇から昭和天皇まであります。
写真のない時代、どのように肖像画を残したのだろう？
神武天皇は実在しない説も聞き及ぶ。さてさて・・。でもおもしろい。
いろいろな顔がある。








　弁慶の槍が残っています。


　義経の鎧まで・・・。


　役行者だ。山伏の元祖。熊野古道　大峯奥駈道を飛び跳ねてたんだろう。


　後醍醐天皇は、いつの日か北闕（京都）へ凱旋を夢見て・・夢半ばで崩御。








　南朝皇居より金峰山寺を遠望。


　全体写真は改修中で撮れませんでした。


　明治天皇は南朝系なのかな。要勉強です。おそらく真実はわからないのでしょう。
しかし菊の御紋の碑、明治維新は南朝の確立とは？








　確かに中央部真ん中少し右、釘が埋まってます。ほんまかいな？


　わぁー人だらけ・・。昼飯食うところなし。柿の葉寿司の弁当を購入。
ベンチで食べました。イマイチ塩辛かった。日持ちさすためか。











　世界遺産金峰山寺に入ります。


　蔵王堂でかい！！


　ちょうど山伏のお祭りのようです。時間の関係でゆっくり見てられませんでした。

















　旅館です。文人がお泊りのようです。天皇陛下も泊まられています。





　さて、これより一旦下って登り返す。如意輪寺への道です。
人が少なくなりました。何故だろう、後醍醐天皇陵があるのに。
桜が綺麗です。柔らかい色、淡い色の桜です。




















　遂にやってきました。後醍醐天皇陵です。小さい御陵です。北の京都、足利尊氏を
睨んでいます。





　左手の階段上には後醍醐天皇の孫が眠っておられるようです。
くｓ

　これは楠正成、正行　親子の像でしたか・・。ここからは如意輪寺境内です。








　桜の木にそれぞれ名札がついています。桜を所有する制度でもあるのでしょうか。
桜は綺麗でした。





























　吉野奥千本が満開でおそらくもっときれいな桜を見ることができたかもしれませんが、
帰りの時間の都合で割愛、吉野駅目指して歩いて帰りました。
駅直前でロープウェイ遭遇、やはり高いところは嫌いです。
乗らなくてよかった。
　明日は天気は回復予報、飛鳥路を散歩します。
のんびり、ゆっくり、ゆったり、人生が流れます。