Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

物を大切に

2005-06-23 | everyday
でこぼこ道をあるいていたら、サンダルの鼻緒がとれた。履いて歩くことも出来なくなって、片足はだしで、サンダルをぶらぶら下げて歩いていた。

「はやくラクシャー拾って、お家に帰ったら捨てちゃお。気に入ってたのに残念」なんて思ってあるいてたら、色んな人が見せなさいって声をかけてくる。

時間もないし、暑いし、こんなところで止まりたくないなあって思って、「でも時間がないの!」って挨拶だけしてあるいてたら、あっという間に5人の男の人たちに囲まれ、「1分で直るからちょっと待ちなさい」って言って、別々の道へ走っていく。一人の人が「いたいた!」って言って連れてきたのは、道具箱をもって道を歩いてた少年。タコ糸と針で私の革のサンダルを見事になおした。
所要時間はほんとに一分。料金は、わずか30円程度。

簡単に捨てようって思っちゃいけないね。
物には魂が宿ってるって、日本人なのに忘れてました。反省。
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結婚式前夜祭

2005-06-23 | everyday
明日は近所のお友だちが嫁ぐ日です。
今日は町をあげて、結婚式の前夜祭でした。パーティーは夕方の4時から始まって、夜中までずっと踊り続けるそうです。。(私は砂と暑さに耐えかねて、3時間でリタイヤ)

前日から、路地裏に仮設テントが設営されて、スピーカーや椅子が並べられます。
プラスティックの容器に入ったお弁当は、女性たちの手作りです。
町内の人たちが総出でお手伝い。

今日は、砂嵐が今年一番って言っていいほどひどいけれど、そんなことには負けず、女性はお洒落をして出かけて来て、バンドの音楽にあわせて踊り続けます。

子供たちは当たり前の様に、お手伝いをする。
食事やジュースをを運んだり、ごみを捨てたり、机や椅子を並べたり。

男性はテントの外で、お茶を飲んだり、話をしたり、騒いだり。

不思議なのは、花嫁さんの姿が見当たらないこと。
「花嫁は今日は来ないよ」っていわれた。

これじゃあ、町内会の大宴会みたいじゃない。

ちなみに、音楽はいつものスーダンミュージック。演歌に似たリズムの歌をアップテンポで、ねっとりと歌います。

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