Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

差別を受ける人、差別をする人②

2005-06-07 | everyday
私が近所の子供たちに紙焼き写真をあげた事で、子供たちが以前にも増して、私の周りに集まってくるようになりました。
「ゆみー!写真とって!写真写真!!」
家に来てもみんな写真を撮って欲しくてしょうがない。
以前は大人気だったアイスクリームも、キャンディーもそっちのけ。

今日は、家の前の道で、身動きも取れないほど大製の子供にかこまれた。
「ゆーみ、ゆーみ!!」って名前が近所中に響いて、その声を聞いた大家のおばちゃんが出てきて、「ユミ、家に入りなさい!」って呼ぶ。

「かわいそうに・・・、何してるの?南部の子供もいるから、汚いよ」って言って、私に変な匂いのする香水をシュッシュかける。
「私は大丈夫よ。子供はかわいいよ!」って言ったら、「南部の子供たちは、人のものを盗むのよ、仲良くするのは良くないよ」って言われた。

実際、私の写真を私に断ることなく持っていってしまった南部の子供もいた。でも、それは彼が南部出身者だからじゃないと思う。

子供のうちから南部出身だというだけで、泥棒かもしれないっていうレッテル貼られるなんて、そんなの悲しい。

私の事を思って、助言をしてくれる大家のおばちゃんに何ていってい良いか分からずに、家の中に入りました。



そして、今日はスダTELの人が家に来たのに電話はつながらず。「また後で足りない部品を持ってくるから」っていったきり来なかった・・・・。


コメント
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