山のやまさんの 一日

早朝ウオーキングや野山の散策 その他日々の出来事で デジカメに収めたことを 書き留めます

7月は雨のスタート 焼き鯖を食べる日です

2012-07-01 08:51:54 | 地区活動


今日から7月です
そして今日は 夏至から11目
半夏生です


私のふるさと 奧越前の大野市では
半夏生に 焼き鯖を食べる習慣が残っています

今はそれほどでもないかもしれませんが
昔は ほとんどの家庭で
子供からお年寄りまで
一人一匹ずつ 焼き鯖を食べたものです


福井県には 鯖江といった、鯖の名前のつく地名があったり
若狭から京都にかけての道を
鯖街道と呼んだり

お土産や お取寄せで有名になった
焼き鯖すし等
何かと 鯖と縁の深いところです


ところで  海から遠く離れた
奧越前に この習慣が生まれたかというと

昔は庶民が魚を普段の食事に
食べられるほどは裕福ではなかったのですが

大野藩主が 日本海側にあった飛び地から
鯖を取り寄せ
田植えの終わる半夏生の頃に
鯖を食べることを薦めたと言われています


その名残として
今も半夏生のころには 焼き鯖をたべるという
習慣が残っています

半夏生に食べる鯖 半夏生鯖
大野では(はげっしょうさば)と
呼ばれています