(昨日の続きです)
昨日の植物観察会は 外来植物観察会の様相でした
外来植物が 70%以上を占めているそうです
そんな中 在来植物のタコノアシ
福井県内では 昨日 出かけた
足羽川にわずかに見られるだけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a6/8c61b27bee66484eb71018f2b80652d2.jpg)
(昨日のタコノアシの様子です)
絶滅危惧植物の指定を受けているそうです
昨日見つけたのは わずか一株でした
同じく ミクリ
上流部ではもっと見られるかもしれませんが
これも一株しか 見つけられませんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c9/d67fb1896e57bfd6acac0b523323006c.jpg)
タコノアシも ミクリ等も 繁殖力が強い植物らしいのですが
河川改修 その他の事情で 少なくなってきたようです
適当な洪水(?)で 河原に生えているヤナギなどの木や
背丈の高い草が流されると
その後には日当たりの良い場所ができるので
当然タコノアシや オオミクリ等も流されるけれども
そこに根付いて繁殖するらしいのですが
現在のように ダムなどで水量がコントロールされていると
その機会が極端に少なく草やヤナギなども流されないので
開かれた日当たりの良い場所が少なくなってきたことも
絶滅の危機にひんしている原因ではないかというのが
案内して下さった専門家のお話しでした
人間の安全安心のための施策が
自然界の破壊につながっている
皮肉な話だと思いました
タコノアシ、奇妙な名前で奇妙な形の花をした植物です
花序の枝に多数の花が並んでいる様子が
「吸盤の付いた蛸の足」のように見えることから付いた名です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ea/0f1e48ada73837132a7e13c64a6c33c0.jpg)
とくに秋になると全身が真っ赤に紅葉するので
まさに「茹(ゆ)で蛸」状態となり 見応え十分です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/18/019c38c42352d18d9a919648523e08fc.jpg)
国、県ともに絶滅危惧2類
国のレッドデータブックによると総個体数約6万で
河川の開発 土地造成 植生の遷移等が主要因となり
100年後の絶滅確率は約2%で
約300年後には絶滅すると予測されています
ミクリ(別名:オオミクリ;大実栗)
花期:夏
池や川岸の浅い水中に生える多年草です
直径 2 センチ近くなる果実の集まった様子が 栗のいがに似ていることによる命名です 上の方のモヤモヤした塊が雄花 下の方のイガイガが雌花です
ミクリは 昔は水田の周辺の水路などに普通の植物であった
基盤整備や水路の改修 あるいは除草剤などによって少なくなってきた
昨日の植物観察会は 外来植物観察会の様相でした
外来植物が 70%以上を占めているそうです
そんな中 在来植物のタコノアシ
福井県内では 昨日 出かけた
足羽川にわずかに見られるだけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a6/8c61b27bee66484eb71018f2b80652d2.jpg)
(昨日のタコノアシの様子です)
絶滅危惧植物の指定を受けているそうです
昨日見つけたのは わずか一株でした
同じく ミクリ
上流部ではもっと見られるかもしれませんが
これも一株しか 見つけられませんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c9/d67fb1896e57bfd6acac0b523323006c.jpg)
タコノアシも ミクリ等も 繁殖力が強い植物らしいのですが
河川改修 その他の事情で 少なくなってきたようです
適当な洪水(?)で 河原に生えているヤナギなどの木や
背丈の高い草が流されると
その後には日当たりの良い場所ができるので
当然タコノアシや オオミクリ等も流されるけれども
そこに根付いて繁殖するらしいのですが
現在のように ダムなどで水量がコントロールされていると
その機会が極端に少なく草やヤナギなども流されないので
開かれた日当たりの良い場所が少なくなってきたことも
絶滅の危機にひんしている原因ではないかというのが
案内して下さった専門家のお話しでした
人間の安全安心のための施策が
自然界の破壊につながっている
皮肉な話だと思いました
タコノアシ、奇妙な名前で奇妙な形の花をした植物です
花序の枝に多数の花が並んでいる様子が
「吸盤の付いた蛸の足」のように見えることから付いた名です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ea/0f1e48ada73837132a7e13c64a6c33c0.jpg)
とくに秋になると全身が真っ赤に紅葉するので
まさに「茹(ゆ)で蛸」状態となり 見応え十分です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/18/019c38c42352d18d9a919648523e08fc.jpg)
国、県ともに絶滅危惧2類
国のレッドデータブックによると総個体数約6万で
河川の開発 土地造成 植生の遷移等が主要因となり
100年後の絶滅確率は約2%で
約300年後には絶滅すると予測されています
ミクリ(別名:オオミクリ;大実栗)
花期:夏
池や川岸の浅い水中に生える多年草です
直径 2 センチ近くなる果実の集まった様子が 栗のいがに似ていることによる命名です 上の方のモヤモヤした塊が雄花 下の方のイガイガが雌花です
ミクリは 昔は水田の周辺の水路などに普通の植物であった
基盤整備や水路の改修 あるいは除草剤などによって少なくなってきた