必要な調理器具や調味料(量)は、料理の腕前と好み(目的)で決まります。

「日本人の食事摂取基準」:男性の1日の食塩摂取量の目標値が8g未満,女性が7g未満という目標値があげられています。

習慣

2017年04月29日 | 単身料理教室

習慣化するには

 脳は本来「怠け者」らしい。脳科学者がそう言っている。

「意味が無い」 「疲れる」 「やめよう」 と、脳の命令によるので動かなくなる、と。

 無意識に、現状維持をさせようとストップをかけているのだそうです。

 だから、脳に新しい習慣を覚えさせるにはコツがあるらしい。 

 目標を「血圧の管理」としてみよう。

「できることから始める。」  受診して薬を飲む。 イ 食事に気をつける。 両方する。

「動作を単純にする。」    近くの診療所を選ぶ。 イ 塩分を控える。    ウ 両方する。

「報酬を作る。」   受診した日は一杯やる。    たまには(まっ)いいか  両方する。

 たぶん、ウ の 両方する 、でもいいと思う。でも、これって習慣というのだろうか。

 すでに脳が拒否している。

 目標「血圧の管理のため食事の管理」としてみよう。

  高血圧とは何かを調べよう。 減塩とはどういうことかを調べよう。 両方する。

   ネットで調べる。

  一杯やる。

 できた。

 目標「血圧の管理のために食事の管理を実行する。」としてみよう。

 今 あるものを使う。 いつもの 店で買う。 余計な出費をしない。

 「減塩」のお味噌汁を作ろう。 減塩だし入り味噌を使う。 おいしく作っていただく。

 できた。

 おかずの味付けの調味料を考える。 ひとつにまとめる。 おいしく作っていただく。

 できた。

 食事の定番をつくる。 なべと電子レンジ。 おいしく作っていただく。

 できた。

 食材をアレンジする。 なべと電子レンジ。 おいしく作っていただく。

 できそうである。

 もうひとつ、コツ があるらしい。

 できないとき、できない日があっても「反省しない。後悔しない。悔やまない」が大事らしい。

 仕事がある。外食の時もある。目標は「血圧の管理のために食事の管理を実行する。」である。その時のための知識である。

 料理ではない。

 脳が「何を食べたらよいか?」を考えている。その時の脳は怠け者ではない。

 これこそが習慣化である。