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習慣化するには
脳は本来「怠け者」らしい。脳科学者がそう言っている。
「意味が無い」 「疲れる」 「やめよう」 と、脳の命令によるので動かなくなる、と。
無意識に、現状維持をさせようとストップをかけているのだそうです。
だから、脳に新しい習慣を覚えさせるにはコツがあるらしい。
目標を「血圧の管理」としてみよう。
「できることから始める。」 ア 受診して
薬を飲む。 イ 食事
に気をつける。ウ 両方
する。
「動作を単純にする。」 ア 近くの診療所を選ぶ。 イ 塩分を控える。 ウ 両方する。
「報酬を作る。」 ア 受診した日は一杯やる。 イ たまには(まっ)いいか ウ 両方する。
たぶん、ウ の 両方する 、でもいいと思う。でも、これって習慣というのだろうか。
すでに脳が拒否している。
目標「血圧の管理のための食事の管理」としてみよう。
ア 高血圧とは何かを調べよう。イ 減塩とはどういうことかを調べよう。ウ 両方する。
ウ
ネットで調べる。
ウ 一杯やる。
できた。
目標「血圧の管理のために食事の管理を実行する。」としてみよう。
今 あるものを使う。
いつもの 店で買う。
余計な出費をしない。
「減塩」のお味噌汁を作ろう。
「減塩だし入り味噌」を使う。
おいしく作っていただく。
できた。
おかずの味付けの調味料を考える。
ひとつにまとめる。
おいしく作っていただく。
できた。
食事の定番をつくる。
なべと電子レンジ。
おいしく作っていただく。
できた。
食材をアレンジする。
なべと電子レンジ。
おいしく作っていただく。
できそうである。
もうひとつ、コツ があるらしい。
できないとき、できない日があっても「反省しない。後悔しない。悔やまない」が大事らしい。
仕事がある。外食の時もある。目標は「血圧の管理のために食事の管理を実行する。」である。その時のための知識である。
料理ではない。
脳が「何を食べたらよいか?」を考えている。その時の脳は怠け者ではない。
これこそが習慣化である。