ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

今日の海のこと。

2023-06-21 21:29:00 | カヤック
今日は想像していたよりも
風が弱く
岬の北側の海も南側の海も
同じように静かな海面でした。
それで迷いましたが、
予定通り岬の南側、N浜より出発しました。

海面の大きな動きと表面の模様は
その場所場所で
変わります。
その変化には
必ず理由があるということを
ナヴィゲーション講座で習いましたが
どうしてこの模様なのか、
この動きなのか、
わからない。

疑問を持つことは持つけれど
その先の答えがわかりません、、。

見出しの写真は勝手に命名した「M海峡」
ここを越えると
大きく海が変わり
私にとって一番要注意な「第3楽章」
岬の先端の西寄り部分です。

今日は久しぶりに岬をきちんと往復できました。

そして
小休止をしてから
灯台のあるH島を目指して漕ぎ
小さなその島を周り
N浜へ戻りました。


 

N浜出発8:20〜岬往復〜N浜小休止〜H島〜N浜到着11:00

所要時間 2時間40分
漕いだ距離 約10キロ弱

漕ぎながら
腕の力が弱いから
遅いのかな、と考えていましたが、
腕だけの力でなく
身体をひねるようにして
身体全体で漕ぐことを意識したら
上手く漕げたように思いました。
この発見はとてもうれしかったです。

明日は
静かな海の予報なので
きっと岬の先端部分もおだやかだと思います。
また漕ぎに来ようと思います。

下の写真は
海中の小さな魚を撮りました。




以下、明日の予報です。




























子牛の世話と紫蘇と明日のこと。

2023-06-20 22:01:00 | 日記
今日は
朝6時30分に出勤したらすぐに
生まれたての子牛が
2頭は運ばれて来ました。
体重を計り、
生まれてから一番に飲む薬を
飲ませて、
温かいお湯でへその緒をきれいにしました。
そして初乳をあたため、
哺乳びんに入れて
飲ませました。
初乳を飲ませるという大事な仕事にも
ずいぶん慣れて来たと思います。

今日の勤務は午前でおしまい。
午後は
梅干し用の紫蘇作業をしました。
今年は
ジブロックで梅干しを漬けました。
梅の木の背が高くなったため、
梅の実に手が届かないので、
落ちた梅でその都度ジブロックで塩漬けしました。
そして今日は
梅をカメに移し
紫蘇を入れました。

見出しの写真は洗った紫蘇の水気を
切っているところです。


明日は海に行けるかな、と思います。

















ナヴィゲーション講座その2

2023-06-14 19:11:00 | カヤック
2023.5.17((水)9:00〜16:00
アイランドストリームにて受けましたナヴィゲーション講座のまとめです。

備忘録として書きます。

*自分が船長であるという自覚
を持つ。

*ナヴィゲーションとは過去、現在、未来を把握すること。
今、どこにいるのか、
この風はどこから吹くのか、
この波はこの先どうなるか、
今はいずれ過去になる。

*海に出るにあたっての憲法のようなもの=シーマンシップ4か条

 1.畏敬の念
 1.探究心
 1.自立
 1.助け合う精神

具体的なナヴィゲーションの話の前にこのシーマンシップ4か条を教えていただき、とても大事にしたいです。

*ナヴィゲーションを考えるにあたり、二つの要素がある。
 1.フィールドに関する知識情報
   カヤックの目線狭く低い。
   見えている面しか
   わからない。
   カヤックでは凪の時、水面
   3キロ先しか見えていない。
   カヤックは地を這うアリと
   同じ。だから鳥の目線が
   欲しい→海図、地図を
   活用する。
   海図、地形図、道路地図、
   釣り用地図などのそれぞれ
   の特徴を活かして
   オリジナル地図を作ると
   良い。
   マップケース、コンパスは
   必需品。
   地図を見ながら、頭の中で
   推測しながら漕ぐ、距離感を
   つかむ練習→感覚を
   押し拡げる。
        三点測法を習得する。
 2.気象海況に関する知識情報
   なぜ波が起きるのか原理を
        知る→風と波の関係→
        風が吹くことで水面と
   空気との境が乱されて
   回転運動が起きる→海底が
   浅くなる波打ち際では
   海底にぶつかって、
   つんのめって水を巻き
   上げる。
   津波は水そのものが動いて
   いるので波打ち際で消えない
   で陸に上がってくる。
   波の大きさは
   [風の強さ✖️時間✖️風が海面   
        を吹き渡る距離]
       掛け算なのでひとつでも
   ゼロならば波もゼロ。

   *岬の先端は風、波、潮流
   全てが集まる、加算された
   場所。
        *断崖絶壁の際→回転運動
   が岩にぶつかり、
   同じ回転運動で戻ろうと
   するので三角波となる。
   *エネルギーが分散される
   場所→広くなっている入江
   →砂浜には吸収力がある
   →沖にかえる力はない。
   ☆地形により、届けられる
   エネルギーが変わる
   →地図を見てわかるように
   する。
   
   *天気図を見て風向きと
   強さがわかるようにする。
   ☆原理原則を理解する。
  
        ☆今なぜこの風?
    今なぜこの波?
    30分後は?
    自分に質問し、
    常に考える。→
           精度を上げていく→
           常に突き詰める。

   ☆天気図のシーズナルパター
    ンを知ること。
    パターン通りにいかない
    場合もある。

    ☆海に出たら、まずはどの
    シーズナルパターンに
    当てはまるのか、考える。

☆自然を身をもって知る→結果的に
自分の命を守る。

自分の課題
・天気図の見方、 
 シーズナルパターンの理解
・原理原則の理解
・現場での思考の習慣
・三点測法の習得



    







子牛の世話のパートのこととテント泊練習。

2023-06-13 22:34:00 | 日記
今日は子牛の世話の日でした。

この仕事をはじめてから
3ヶ月目に入り、

牛がこんなにも
魅力のある動物だということを
はじめて知りました。

子牛はかわいい。
そして母牛は神々しい。

たとえば
カヤックで岬の北端を越えた時の
風景をみて
いつも
感動するように
大きな母牛を見るたびに
とても感動する。

私には、
牛が神さまのように見える。

最近は
大きくて重いミルクタンクを押して
子牛たちにミルクを配る作業も
ずいぶん上手になりました。

ミルクを配ったら、
彼らがきちんとミルクを飲めたどうか確認して
哺乳バケツを回収して
乳首を外して
洗います。

哺乳バケツは下洗いをしてから
食洗機に入れ、
ミルクタンクもホースを使い洗います。

子牛たちのフンを取り除き
新しい堆肥を入れます。

コンクリートにへばりついた
堆肥をスコップでこそいだり、
一輪車に入れたりする作業も
ずいぶん上手になったと思います。

身体を使う仕事は
いかに効率よい身体の動きができるかが大事なのだと
つくづく思います。


今夜はテント泊の練習です。
この間は雨の中、
テントで眠り、
このテントは入り口から雨が入ることがわかりました。

雨の侵入、どうやって
防ごうか、考えます。







海岸を重機で整備することで。

2023-06-09 23:08:00 | 
6dorsalsさんのInstagramで
その海岸が
シロチドリ、コチドリ、ウミガメたちの大事な繁殖地であることを知りました。

けれど
夏にはキャンプ場が開かれるため、
そのために
海岸は重機によって整備されるそうなのです。
そうすると
チドリたちやウミガメたちは
生きる場所を失う。
重機が来て
逃げることができればよいけれど
飛ぶことができないヒナやたまごや赤ちゃんは
命を奪われてしまう。

特に今年の夏は
その海岸で音楽のライブイベントも行われるそうなのです。

県では
シロチドリ、コチドリ、ウミガメを絶滅危惧種として認定しているそうなのですが、、
重機が海岸を整備することで
彼らの絶滅に加担していることは
知らないのでしょうか。
とても残念なことです。

チドリの親は敵から
ヒナを守るために
親自ら敵の前に出たり、
怪我をしたフリをして、
敵の気をひくそうです。


夏休みに
その海岸でキャンプをすることを楽しみにしている人たちが大勢いると思います。

けれど
そのかげで
人知れず命を奪われてしまう生き物たちがいることは
とても悲しいことです。


(見出しの写真は
先日の海の写真です)