ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

沈記念日のこと。

2023-06-22 16:52:00 | カヤック
灯台のあるH島の左に波が立つことは、
昨日漕いだ時にわかりました。

今日は
昨日よりも大きく波が立っていたのに
どうして避けなかったのか
自分でも説明ができませんが、
わざわざその波を受ける位置に漕いでいました。

カヤックが波を右横から受けて
あ、ひっくり返る〜と思ったのに
パドルで体勢を整えることもしないで
素直に割とゆっくりとカヤックは傾いて、
私は海に落ちました。

スプレースカートは自然に外れて
身体は完全に逆さまになる前に浮きました。

まず、
ひっくり返ったカヤックを直しました。

次にカヤックに再乗ですが、
波は次々に来るので
波を受けない場所に移動してから最乗したいのですが、
足を海中でバタバタさせながら
左手でカヤックにつかまり、
右手でパドルを持っていましたが、
なかなか移動できませんでした。

海に浮かんだパドルで水をかいて少し移動できましたが、
自然に流されて
波の影響が少ないところに来ることができました。

今回は
カヤックの右から波を受けて
私は右に落ちました。
カヤックの傾きは、右でよかったのだから、
あとはパドルを使えれば、沈はしなかったのだと思います。

足をバタバタさせながら、
カヤックの左から再乗したくて、
左に回り、パドルフロートを使って無事に再乗しました。

このまま一番近い浜に上陸しようかと一瞬考えましたが、
漕そうでしたので、
出発したN浜に戻りました。

今思うと
私が落ちたあの波は、「お母さん」みたいでした。
「ちょっと大きな波あげるから、ちゃんとやってごらん 、
こういう時はどうするんだっけ?」と。

今日は
私が漕いだ海は、波がありませんでした。
波が立っていたのは
いつもの岬の南端とH島の左だけでした。


上陸の時には何度もひっくり返リましたが、
海上でははじめてひっくり返ったので
今日は「沈記念日」となりました。

お母さんみたいな波で助かりました。