ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

ナヴィゲーション講座その2

2023-06-14 19:11:00 | カヤック
2023.5.17((水)9:00〜16:00
アイランドストリームにて受けましたナヴィゲーション講座のまとめです。

備忘録として書きます。

*自分が船長であるという自覚
を持つ。

*ナヴィゲーションとは過去、現在、未来を把握すること。
今、どこにいるのか、
この風はどこから吹くのか、
この波はこの先どうなるか、
今はいずれ過去になる。

*海に出るにあたっての憲法のようなもの=シーマンシップ4か条

 1.畏敬の念
 1.探究心
 1.自立
 1.助け合う精神

具体的なナヴィゲーションの話の前にこのシーマンシップ4か条を教えていただき、とても大事にしたいです。

*ナヴィゲーションを考えるにあたり、二つの要素がある。
 1.フィールドに関する知識情報
   カヤックの目線狭く低い。
   見えている面しか
   わからない。
   カヤックでは凪の時、水面
   3キロ先しか見えていない。
   カヤックは地を這うアリと
   同じ。だから鳥の目線が
   欲しい→海図、地図を
   活用する。
   海図、地形図、道路地図、
   釣り用地図などのそれぞれ
   の特徴を活かして
   オリジナル地図を作ると
   良い。
   マップケース、コンパスは
   必需品。
   地図を見ながら、頭の中で
   推測しながら漕ぐ、距離感を
   つかむ練習→感覚を
   押し拡げる。
        三点測法を習得する。
 2.気象海況に関する知識情報
   なぜ波が起きるのか原理を
        知る→風と波の関係→
        風が吹くことで水面と
   空気との境が乱されて
   回転運動が起きる→海底が
   浅くなる波打ち際では
   海底にぶつかって、
   つんのめって水を巻き
   上げる。
   津波は水そのものが動いて
   いるので波打ち際で消えない
   で陸に上がってくる。
   波の大きさは
   [風の強さ✖️時間✖️風が海面   
        を吹き渡る距離]
       掛け算なのでひとつでも
   ゼロならば波もゼロ。

   *岬の先端は風、波、潮流
   全てが集まる、加算された
   場所。
        *断崖絶壁の際→回転運動
   が岩にぶつかり、
   同じ回転運動で戻ろうと
   するので三角波となる。
   *エネルギーが分散される
   場所→広くなっている入江
   →砂浜には吸収力がある
   →沖にかえる力はない。
   ☆地形により、届けられる
   エネルギーが変わる
   →地図を見てわかるように
   する。
   
   *天気図を見て風向きと
   強さがわかるようにする。
   ☆原理原則を理解する。
  
        ☆今なぜこの風?
    今なぜこの波?
    30分後は?
    自分に質問し、
    常に考える。→
           精度を上げていく→
           常に突き詰める。

   ☆天気図のシーズナルパター
    ンを知ること。
    パターン通りにいかない
    場合もある。

    ☆海に出たら、まずはどの
    シーズナルパターンに
    当てはまるのか、考える。

☆自然を身をもって知る→結果的に
自分の命を守る。

自分の課題
・天気図の見方、 
 シーズナルパターンの理解
・原理原則の理解
・現場での思考の習慣
・三点測法の習得