2023.5.17((水)9:00〜16:00
アイランドストリームにて受けましたナヴィゲーション講座のまとめです。
備忘録として書きます。
*自分が船長であるという自覚
を持つ。
*ナヴィゲーションとは過去、現在、未来を把握すること。
今、どこにいるのか、
この風はどこから吹くのか、
この波はこの先どうなるか、
今はいずれ過去になる。
*海に出るにあたっての憲法のようなもの=シーマンシップ4か条
1.畏敬の念
1.探究心
1.自立
1.助け合う精神
具体的なナヴィゲーションの話の前にこのシーマンシップ4か条を教えていただき、とても大事にしたいです。
*ナヴィゲーションを考えるにあたり、二つの要素がある。
1.フィールドに関する知識情報
カヤックの目線狭く低い。
見えている面しか
わからない。
カヤックでは凪の時、水面
3キロ先しか見えていない。
カヤックは地を這うアリと
同じ。だから鳥の目線が
欲しい→海図、地図を
活用する。
海図、地形図、道路地図、
釣り用地図などのそれぞれ
の特徴を活かして
オリジナル地図を作ると
良い。
マップケース、コンパスは
必需品。
地図を見ながら、頭の中で
推測しながら漕ぐ、距離感を
つかむ練習→感覚を
押し拡げる。
三点測法を習得する。
2.気象海況に関する知識情報
なぜ波が起きるのか原理を
知る→風と波の関係→
風が吹くことで水面と
空気との境が乱されて
回転運動が起きる→海底が
浅くなる波打ち際では
海底にぶつかって、
つんのめって水を巻き
上げる。
津波は水そのものが動いて
いるので波打ち際で消えない
で陸に上がってくる。
波の大きさは
[風の強さ✖️時間✖️風が海面
を吹き渡る距離]
掛け算なのでひとつでも
ゼロならば波もゼロ。
*岬の先端は風、波、潮流
全てが集まる、加算された
場所。
*断崖絶壁の際→回転運動
が岩にぶつかり、
同じ回転運動で戻ろうと
するので三角波となる。
*エネルギーが分散される
場所→広くなっている入江
→砂浜には吸収力がある
→沖にかえる力はない。
☆地形により、届けられる
エネルギーが変わる
→地図を見てわかるように
する。
*天気図を見て風向きと
強さがわかるようにする。
☆原理原則を理解する。
☆今なぜこの風?
今なぜこの波?
30分後は?
自分に質問し、
常に考える。→
精度を上げていく→
常に突き詰める。
☆天気図のシーズナルパター
ンを知ること。
パターン通りにいかない
場合もある。
☆海に出たら、まずはどの
シーズナルパターンに
当てはまるのか、考える。
☆自然を身をもって知る→結果的に
自分の命を守る。
自分の課題
・天気図の見方、
シーズナルパターンの理解
・原理原則の理解
・現場での思考の習慣
・三点測法の習得