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脳を活かす勉強法

2009-11-06 19:45:47 | 自己啓発の成功本
「ドーパミン(快楽物質)による学習強化メカニズムを徹底解剖!」
著者/茂木 健一郎 出版社/PHP研究所 1,155円

◆目次
第1講 脳は「ドーパミン」と「強化学習」が好き
第2講 「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える
第3講 「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる
第4講 茂木健一郎流「記憶術」
第5講 茂木健一郎の「読書のススメ」
第6講 脳のコンディションを把握しよう
第7講 自分を変える「一回性」に巡り会うには
第8講 偶有性がさらなる脳の発達を促す


『プロフェッショナル 仕事の流儀』で有名な茂木健一郎氏が書いた、脳の習性を活用した効率的な勉強方法論がこの『脳を活かす勉強法』です。

このドーパミン(快楽物質)を活用した学習強化方法は、アインシュタインやイチローといった各分野の天才が行っている努力の方法と同じだそうです。

このドーパミンが放出されるのは、“脳が楽しい”と感じる時。

つまり、勉強にしても仕事にしても、“辛いものを楽しいものへ変える”ことが一番のコツであるというのが、この本の一番言いたいコトです。

問題は、楽しくするためにどう持っていくか?

難し過ぎたり、簡単すぎてもドーパミンは出てくれません。

茂木氏は、英語の勉強シーンの例として『赤毛のアン』の事例を取り上げます。

最初は辞書を引かずに読むと決めて、しばらくはわからずに苦しむ。しかしある瞬間に突然、ふっとラクになりスラスラ読めるようになっていた。この瞬間、英語の勉強が嫌いなものから好きなものへ変わったという。

イチローがストイックに努力し続けるのも、このように地道に努力し続けた後“突き抜けることの喜び”を知っているからであり、このサイクルを作ることで個人の能力が最大限に発揮されるというわけです。

この本のタイトルは『脳を活かす勉強法』ですが、『脳を活かす仕事法』と置き換えても十分通用する内容です。

自分のモチベーションの高め方、集中して生産性を上げるための環境作り等にすぐ使える、自己啓発系の成功本だと思います。



脳を活かす勉強法
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おすすめ度の平均: 3.5
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