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「新書は、広く浅く知るための最高のオリエンテーションツールだ」
著者/奥野 宣之 出版社名/サンマーク出版 1,470円
◆目次
序章 ビジネスパーソンのための新書活用法(「読まなくてはいけない本」は読まなくていい/情報源は少ないほうがいい他)
第1章 だから、新書を読みなさい(広く浅く知るための「お試し版になる」/知りたいことは「全部、新書に書いてある」他)
第2章 奥野式「新書ザッピング術」のすすめ(自分を観察して、紙に課題を書き出す/課題を解決するための新書リストをつくる他)
第3章 新書を制覇する17の技(探す/選ぶ他)
付録 「思考ノート」を記録しよう(もう、残業はしないぞ!/そろそろ英語を勉強しようかな他)
【興味深い記事】
「5万円パソコン」メーカーは本当に利益が出ているか!?
ある調査会社のアナリストは、「私が言ったとなると問題が……」と前置きし、5万円パソコンが実現した3つの条件を“謎解き”してくれた。
「ネットブックと呼ばれるパソコンが、5万円前後で売られていますが、部品原価は2万円ぐらいでしょう。ただ、それでも儲けを出すには、市場で1000万台程度の規模の利益を追わないと難しいはずです」(※中略)
パソコンは薄利多売のビジネスで、年間1000万台以上の売り上げが事業存続を左右する。(※中略)
二つ目は、台湾メーカーは大量の部品を購買し、強力な価格交渉力を得たことだ。世界市場で売られるパソコンの約9割を生産する台湾メーカーならではの力技といえるが、大量に部品を購入することにより通常の市場価格に比べ、OSはほぼ3分の1、CPUは半分の値段で仕入れているといわれる。
最後は、余分な応用ソフトを標準搭載していないことでコストを安く抑えたことだ。一般ユーザーが利用するパソコン機能の8割は「インターネットと電子メール」という現状に着目し、使われない機能を徹底的に省いた。最近はインターネットのサーバー群から必要な情報をいつでも取り出せる「クラウドコンピューティング」が進化し、ネット上で文書作成や表計算ができるようになった。(※中略)
そんな解説を聞くと、世界の動きから大きく取り残される“ガラパゴス化”する日系メーカーのゆく末が心配になる。現在、利益が確保できるとされるパソコンの年間生産量である1000万台以上の日系メーカーは、東芝だけ。5万円パソコンは日本のものづくりの将来を暗示している。(※プレジデント2009年5月18日号)
ネットブックの快進撃が教えてくれることは、ユーザーニーズに忠実に従わないものはどんな大企業であろうとも市場から退場させられるということだと思います。GMのような国を代表する企業でさえ崩壊する時代ですから、はやり変化のスピードは加速してきているのでしょう。だからこそ、チャンスがあると前向きに考えたいですね。
さて、今回御紹介するのは新書をマーケティングすることで情報力武装できるという『だから、新書を読みなさい』です。
著者の奥野氏は、新書は「物事を浅く、広く、知るための最高のオリエンテーションツール」と述べています。
またこの著書ではビジネスマンのために、“奥野流新書ザッピング術”も披露。
自分のテーマを探し、自分のニーズを客観的に捉え、新書リストを作る。3冊の同時買い同時読みを実行することで、物事を立体的に捉えることができるというものです。
この本にはこれ以外にも、「一冊目はロングセラーかベストセラー」、「喫茶店で三冊読み切る」、「目次から著者のメッセージを読み取る」、「はじめにを精読する」、「岩波ジュニア新書を大人買いする」、「図書館は利用しない」などなど面白い内容が満載です。
教養を速く身に付けることができる新書、改めてその魅力を認識できる一冊です。
作者の読書論に納得させられる一冊
情報源を新書に限定する意味はあるのだろうか
新書で出ていれば、、、
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著者/奥野 宣之 出版社名/サンマーク出版 1,470円
◆目次
序章 ビジネスパーソンのための新書活用法(「読まなくてはいけない本」は読まなくていい/情報源は少ないほうがいい他)
第1章 だから、新書を読みなさい(広く浅く知るための「お試し版になる」/知りたいことは「全部、新書に書いてある」他)
第2章 奥野式「新書ザッピング術」のすすめ(自分を観察して、紙に課題を書き出す/課題を解決するための新書リストをつくる他)
第3章 新書を制覇する17の技(探す/選ぶ他)
付録 「思考ノート」を記録しよう(もう、残業はしないぞ!/そろそろ英語を勉強しようかな他)
【興味深い記事】
「5万円パソコン」メーカーは本当に利益が出ているか!?
ある調査会社のアナリストは、「私が言ったとなると問題が……」と前置きし、5万円パソコンが実現した3つの条件を“謎解き”してくれた。
「ネットブックと呼ばれるパソコンが、5万円前後で売られていますが、部品原価は2万円ぐらいでしょう。ただ、それでも儲けを出すには、市場で1000万台程度の規模の利益を追わないと難しいはずです」(※中略)
パソコンは薄利多売のビジネスで、年間1000万台以上の売り上げが事業存続を左右する。(※中略)
二つ目は、台湾メーカーは大量の部品を購買し、強力な価格交渉力を得たことだ。世界市場で売られるパソコンの約9割を生産する台湾メーカーならではの力技といえるが、大量に部品を購入することにより通常の市場価格に比べ、OSはほぼ3分の1、CPUは半分の値段で仕入れているといわれる。
最後は、余分な応用ソフトを標準搭載していないことでコストを安く抑えたことだ。一般ユーザーが利用するパソコン機能の8割は「インターネットと電子メール」という現状に着目し、使われない機能を徹底的に省いた。最近はインターネットのサーバー群から必要な情報をいつでも取り出せる「クラウドコンピューティング」が進化し、ネット上で文書作成や表計算ができるようになった。(※中略)
そんな解説を聞くと、世界の動きから大きく取り残される“ガラパゴス化”する日系メーカーのゆく末が心配になる。現在、利益が確保できるとされるパソコンの年間生産量である1000万台以上の日系メーカーは、東芝だけ。5万円パソコンは日本のものづくりの将来を暗示している。(※プレジデント2009年5月18日号)
ネットブックの快進撃が教えてくれることは、ユーザーニーズに忠実に従わないものはどんな大企業であろうとも市場から退場させられるということだと思います。GMのような国を代表する企業でさえ崩壊する時代ですから、はやり変化のスピードは加速してきているのでしょう。だからこそ、チャンスがあると前向きに考えたいですね。
さて、今回御紹介するのは新書をマーケティングすることで情報力武装できるという『だから、新書を読みなさい』です。
著者の奥野氏は、新書は「物事を浅く、広く、知るための最高のオリエンテーションツール」と述べています。
またこの著書ではビジネスマンのために、“奥野流新書ザッピング術”も披露。
自分のテーマを探し、自分のニーズを客観的に捉え、新書リストを作る。3冊の同時買い同時読みを実行することで、物事を立体的に捉えることができるというものです。
この本にはこれ以外にも、「一冊目はロングセラーかベストセラー」、「喫茶店で三冊読み切る」、「目次から著者のメッセージを読み取る」、「はじめにを精読する」、「岩波ジュニア新書を大人買いする」、「図書館は利用しない」などなど面白い内容が満載です。
教養を速く身に付けることができる新書、改めてその魅力を認識できる一冊です。
だから、新書を読みなさい
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