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郵政民営化について考える

2005-08-16 21:07:02 | Weblog
衆議院の解散で活気付いている、郵政民営化論議ですが。

そもそもなんで郵政を民営化する必要があるのか。
簡単にまとめてみました。

まず、
「日本は借金が多すぎて何とか対策しないとまずい所まで来ている」
ということを頭に置いてください。
日本の借金時計

それでは、現状の問題点を。
・郵便局は収入に対する税金がかからない→税収がない
・貯金から無駄な投資が行われ、天下りや無駄遣いの原因になっている
 その穴埋めとして、税金が使われている
・特定郵便局などの問題もあり

今のままでいいじゃないか、という声もあります。
でも、このままだと、何も変わりません。
借金を減らすためには、収入をふやす(増税する)か、
支出を減らす(行政サービス低下)しかない。
でも、国民はどちらも嫌いなんですよね。どうしましょう?

2ちゃんねるに載っていた、わかりやすいQ&A。
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Q、何故小泉首相は、民営化を急ぐのか?
A、小泉首相が今やらなければ、今後誰が首相になっても
  この問題に手をつけないから。
  郵政大臣経験のある首相だけに税金の無駄使いをよく知っている。
Q、税金の無駄使いとは?
A、郵便貯金や簡保等を国が使う。
  →無駄な道路や施設に変わる。
  →談合などで高額な金額で落札されている
  →何年後かにその施設や道路が無駄な建造物だと世間の声が上がる。
  →その赤字部分を税金から補てんする。(誰も責任とらないしとんでもない金額)
Q、それが郵政民営化で今後どうなるの?
A、とりあえず一法人となるため、簡単に国は手を出せないことから
  馬鹿な建造物は作りにくくなり税の支出が抑えられます。
  我々国民の増税問題が一つクリアされます。
  リストラはありますが、民間にとっては当たり前のことです。
Q、それでは民間会社が潰れたり失業者がでませんか?
A、それが小泉首相が言うところの「痛みを伴う構造改革」なのです。
  それだけこの国は洒落にならないほどの借金を次の世代まで残しているのです。
今後も道路公団や社会保険庁等、二千六百社あるといわれる天下り先に手をいれて
増税なく借金もない豊かな日本にして欲しいものです
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もちろん、郵政民営化だけでは借金がなくならないのは確かです。
不採算の郵便局が統廃合される不安など、デメリットもあります。
でも、少しでも無駄を切り詰めるためには、やっぱり郵政民営化は必要だと思うのです。

今回の選挙で、政治に関心を持っれくれた人が増えたのは、うれしいことです。
日本が破綻しないために、今、何をするべきか。
郵政民営化に賛成でも反対でもいいです。

まず、投票に行きましょう。

自分の意志を示すために。



ぜひ参考にしてほしいサイト

TBN

なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか?

特別講義1,総選挙対策ノート。 勉強して投票に行きまっしょい!!

やはりマスコミがひた隠しにする郵政解散の理由と争点


ちなみに。
我が選挙区の新潟5区には、田中眞紀子がいます。
最近では国会での発言力を弱めていますが、地元ではやはり大人気です。
対する自民党は新人候補。自民、新潟5区に米山氏
つらいよなぁ・・・(T_T)
田中眞紀子がどんなことを言うか、演説はしっかり聞いてこようと思います。

ただ、今回の民主党には閉口です。
自民党に対して、その場しのぎの対案しか出せないでいる。
将来に対するビジョンも見えてこない。
こういうときだからこそ、本気で政権奪取を考えてほしいのですが・・・。

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