windows10へのアップグレードのメリット

すでにご承知のことと思いますが、Windows10への無償アップグレードの提供は、2016年7月29日までとなっています。

Windows７のPCをWindows10にアップグレードした場合、平均で２８％起動時間が早くなるとしていますが、ほかにもアップグレードのメリットは、いろいろあります。

Windows10の新しいスタートメニューでは、、メニューの左側にWindows７と同じようにアプリの一覧が表示され、右側にWindows8.1のスタート画面でおなじみのライブタイルが並ぶ構造になっています。

また、Windows10にアップグレードしたパソコンやタブレットを使用している限り、windows updateを通じて常に最新のOSにアップグレードして利用できます。新機能や改善点は準備が整い次第、逐次提供されますので、これまでのように大きなバージョンアップを待つ必要がありません。（但し、追加される新機能によっては、お使いのディバイスが使えない場合があります。）

本来のサポート終了時期は、Windows ７が2020年1月14日、Windows 8.1が2023年1月10日と定められていますが、Windows10にアップグレードしたパソコンは、windows updateを通じ、最新OSにアップグレードして利用できる為、サポートの終了期限がないという大きなメリットがあります。

Windows10への無償アップグレードの期限は、今年の7月29日です。アップグレードされる場合は、ご自分の責任においてご自分のご判断でなさっては如何でしょうか。但し、アップグレードに失敗された方も、全国では多数おられるとも聞いておりますので念の為申し添えます。

パソコン教室の仕事

先日、休憩タイムにある生徒さんから次のようなお話があったそうです。
「教えるだけなら、一人のインストラクターで10人くらいの生徒さんを一度に授業することができるだろう。」というようなことを言われたそうです。

それを聞いたインストラクターは「そんなことをしていたら、生徒さんに納得いただける十分な授業はできません。授業以外にもその10倍くらいの裏方の仕事があります。」と言ったそうです。

私はそれを聞いて「そうか？　生徒さんから見れば、私たちの仕事は授業がすべてだと考えておられるのだなぁ」と、少々ガッカリしました。銀行でもそうですが、午後３時に閉店してもそのあとの仕事が山ほどあって、午後10時、11時あるいは午前さま迄仕事をしなければならないのを一般の人はご存知ないのと同じだなぁと思いました。

今日（月曜日）はお休みですが、朝から晩まで仕事、仕事です。休めるのは、1週間に日曜しかなくそれも数時間あったらいい方です。勿論徹夜も辞さずで頑張らないといけないこともよくあります。
今日でいえば、教室、パソコンのモニターのディスプレイ、マウス、キーボードなどの拭き掃除は言うまでもなく、パソコンの点検、調整、修正に1台当たり２時間程度かけます。その他にも今日の場合、マルチブーツさせるべく、パソコンの部品を入れ替えたりして、１台でwindows７、windows8.1、windows10がブーツするように作業をしました。勿論、付随作業としてプリンターやオーディオなどのディバイスのドライバーをインストールしたり、アップデイトしたり、オフィスなどのアップリケーションのインストールなどの仕事もあります。この作業だけでも１台当たり２日半程度要します。みなさんのバージョンが何であっても対応でき、快適に受講して頂くために日夜頑張っているのが現状です。

　　　　（マルチブートの画面です）

Winndows10へのアップグレード

最近、生徒さんのパソコンが、予期せずwindows10にアップグレードしてしまうケースが増えてきています。
今日も、生徒さんのお一人のパソコンが、授業中にwindows10にアップグレードし始めましたので、そのまま10にアップグレードさせました。授業中の場合は、教室のパソコンを使ってもらうことにしています。

急にアップグレードをし始めるのは、困りものだとは思います。また生徒さんの中には、Edgeは、使い辛いとも言われます。そしてwindows10用のディバイスドライバーがなく、例えば、オーディオが使えないとか、プリンタが使えないとかそのような問題も確かにあります。

でも、Edgeについては、代わりにnternet explorerを使うこともできます。また最初は10用のディバイスドライバーがなくても、マイクロソフト社が少しずつ対応し、解決しつつあります。
windows10になってしまえば、Edge以外はそれ程違和感はなく、逆に便利に使えると思います。さらにマイクロソフト社のサポート期間が延びるメリットもあります。

ただ気を付けなくてはいけないのは、アップグレート中、再起動を何度も繰り返しますので間違って電源ボタンを押したりして強制終了しないようにすることです。また、万が一やはり元のバージョンの方がいいということであれば、10にアップグレード後1か月以内であれば元のバージョンに戻すことができますので、windows10にトライされるのもいいことではないでしょうか。

マルチブートの作業

教室のパソコンは全台において、Windows７、Windows8.1、Windows１０がブーツするように下図のような作業を行っています。

Ｃドライブは、Windows７、Ｄドライブは、Windows8.1、Ｆドライブは、Winnows10に割り当てるべくＣドライブを3つのパーティションに分け、それぞれにOS、Office、ウィルスソフト、プリンタのドライバをインストールし、アップデートをしています。どうしても１台につき２日程度の作業時間が必要となります。

かかる作業を全台にするとなると、気が滅入りそうですが、生徒さんのご希望のバージョンで受講して頂く為には、避けて通れません。そして１台１台作業が完了する度に嬉しくなり、楽しくなります。

結果報告の大切さ

１昨日授業にお越しになった生徒さんが、ご自分のノートパソコンがインターネットに繋がらなくなったので診てほしいと言われました。なんでも息子さんが触られてからインターネットが繋がらなくなったようです。
無線も有線もダメとのことでした。

授業中ではあったのですが、インターネットができないとなれば大変お困りだろうと思い、パソコンの設定をチェックしてお直ししました。それでも、ご自宅でインターネットに繋がるかどうか？ご本人は 心配だったようです。

帰宅後、直ぐ電源を入れて無線ランに繋がったことが確認でき、繋がったことの嬉しさもあったのでしょうが、「繋がりました。」という電話を頂きました。やはり結果報告を頂くと、私も嬉しいものです。

ちょっとしたことだけれど、結果報告は大切なことだなぁとあらためて思いました。