『あなたを忘れない』という日韓合作映画が上映されて波紋を呼んでいる。
このフィルムは「新大久保駅乗客転落事故」を題材にした映画で、
試写会には政府の要請で天皇ご夫妻が訪れたそうだ。
映画の題材自体は線路に転落した日本人を、
韓国の方と日本のカメラマンの方が助けようとし、おふたりとも亡くなってしまった事件で、
事件直後、日本人は彼らを讃え、ほとんどの日本人は感動を覚えたのではないだろうか。
ところが実際の映画を観た人によると、
例えば、日本人が韓国人を差別する描写が出てくるが、
そのいくつかが非現実的なものであり特に、
「交通事故を起こしたタクシーのドライバーが、ひいた相手が韓国人だからといってぞんざいな態度をとり、
あまつさえ血を流す韓国人を置いてその場を立ち去る」
というのは、実際、韓国・朝鮮系経営者が多数存在するタクシー業界では、有り得ない事であるらしい。
また、肝心の列車事故において、
日本人カメラマンも駅のホームから転落した被害者を助けようと線路内に立ち入っているのだが、
映画ではその存在は徹底的に無視されている。
さらには、転落した男性を周囲の人々は見ているだけで助けようとしない中、
勇気ある主人公が人ごみを掻き分け線路に飛び込むという描写がなされているが、
実際現場で事故を目撃した人物の証言により、
その時駅のホームにはほとんど人がおらず、線路に飛び込んだ二人ぐらいしか助けられる人がいなかったことが判明している。
など、、捏造に基づいた反日的な要素の強い映画になってしまっており、
この映画のレヴューを見ると惨憺たるものである。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326060/
私はせっかく日韓の人々に感動を与えた『事実』が、
映画という『フィクション』によってかえって反目しあうような事になってしまっていることはとても残念だ。
韓国では反日的な描写はもう既に血肉となっているのかも知れないが、
日本人が見ればやはり強い反発を覚えるであろう。
この映画の監督は日本人の反応に少し驚いたようだが、
おそらく彼自身には反日映画というような意識は無く、
日本人が、例えば終戦直後の映画を作るときに、
アメリカ兵に乱暴されている娘を日本人である主人公が救う、というようなシーンを入れるような、
そんな気分であったのではないかと推測する。
しかし今回の映画は、「事実としての事件」そのものがまだ生温かさを残しており、
あからさまな捏造は余りにも稚拙であったと言わねばなるまい。
しかし日本人もまた、映画に対しての反発は致し方の無いことだとしても、
「事実としての事件」は確かに日本のカメラマンも韓国の青年も勇気ある行動であった事は間違いのないことであり、
この事は素直に評価すべきではないか、と思う。
このフィルムは「新大久保駅乗客転落事故」を題材にした映画で、
試写会には政府の要請で天皇ご夫妻が訪れたそうだ。
映画の題材自体は線路に転落した日本人を、
韓国の方と日本のカメラマンの方が助けようとし、おふたりとも亡くなってしまった事件で、
事件直後、日本人は彼らを讃え、ほとんどの日本人は感動を覚えたのではないだろうか。
ところが実際の映画を観た人によると、
例えば、日本人が韓国人を差別する描写が出てくるが、
そのいくつかが非現実的なものであり特に、
「交通事故を起こしたタクシーのドライバーが、ひいた相手が韓国人だからといってぞんざいな態度をとり、
あまつさえ血を流す韓国人を置いてその場を立ち去る」
というのは、実際、韓国・朝鮮系経営者が多数存在するタクシー業界では、有り得ない事であるらしい。
また、肝心の列車事故において、
日本人カメラマンも駅のホームから転落した被害者を助けようと線路内に立ち入っているのだが、
映画ではその存在は徹底的に無視されている。
さらには、転落した男性を周囲の人々は見ているだけで助けようとしない中、
勇気ある主人公が人ごみを掻き分け線路に飛び込むという描写がなされているが、
実際現場で事故を目撃した人物の証言により、
その時駅のホームにはほとんど人がおらず、線路に飛び込んだ二人ぐらいしか助けられる人がいなかったことが判明している。
など、、捏造に基づいた反日的な要素の強い映画になってしまっており、
この映画のレヴューを見ると惨憺たるものである。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326060/
私はせっかく日韓の人々に感動を与えた『事実』が、
映画という『フィクション』によってかえって反目しあうような事になってしまっていることはとても残念だ。
韓国では反日的な描写はもう既に血肉となっているのかも知れないが、
日本人が見ればやはり強い反発を覚えるであろう。
この映画の監督は日本人の反応に少し驚いたようだが、
おそらく彼自身には反日映画というような意識は無く、
日本人が、例えば終戦直後の映画を作るときに、
アメリカ兵に乱暴されている娘を日本人である主人公が救う、というようなシーンを入れるような、
そんな気分であったのではないかと推測する。
しかし今回の映画は、「事実としての事件」そのものがまだ生温かさを残しており、
あからさまな捏造は余りにも稚拙であったと言わねばなるまい。
しかし日本人もまた、映画に対しての反発は致し方の無いことだとしても、
「事実としての事件」は確かに日本のカメラマンも韓国の青年も勇気ある行動であった事は間違いのないことであり、
この事は素直に評価すべきではないか、と思う。
我々の血税だ!
文化庁には多くの苦情が寄せられているようですね。
反日要素の強い映画に天皇を呼ぶという感覚もどうかと思います。
何も知らない韓流好きの女性達はこの映画を観て素直に信じ、
ある左翼の女性運動家は、
この主人公が列車を止めようとして両手を広げて車両の前に立ち塞がったシーンを見て
『彼は最後の7秒間、両手を前に出して電車を止める合図をしていたという。なんという勇気だろう』(「日めくり」細井明美)
http://blogs.dion.ne.jp/hope/archives/4965707.html
などと(実際にはそういう事実は無かったことが判明している)
映画と真実がもうごちゃ混ぜになったコメントを出しています。
しかし、まぁ、この韓国の若者と日本のカメラマンが勇気ある行動をとった事もまた真実であります。
この映画とは切り離して考えるべきであるとは思います。