法政米米クラブ

新潟県上越市の吉川に、稲作や文化交流をしにいく都会の若者たち
"法政米米クラブ"の活動を世界に発信する

【参考】他の棚田は・・(宮崎日南市 坂元集落)

2009-06-12 22:05:02 | 企画×相談
NHKの「ご近所の底力」という番組があり、棚田保全の難しさと対策が言われていました

場所:宮崎日南市 坂元集落
問題:棚田の維持管理が年々困難になっている
原因:過疎化・高齢化
対策:①大学生の助っ人を呼ぶ
    ②離れた子供を呼び寄せるイベントを企画する

@紹介HP
NHK ご近所の底力
転送元のHP

◆再放送
6月14日(日) 【総合】 午後1時35分~
6月15日(月) 【BS2】 午後3時55分~


●解決事例①:大学生の助っ人を呼ぶ
鳥取県岩美町のケース
 ~鳥取県岩美町では、ここ数年棚田での作業の人手に困った事がないという。その秘密は、800人もいる学生ボランティア。そもそも農業に関心の高い大学の農学部の学生等をNPOに登録し、農作業を手伝ってもらう。必要な人手がすぐに集められる妙案を、香田晋さんが紹介する~
 ※
⇒ポイントは”地元の人がもてなさないこと”らしいです。ただ、吉川で現在もやっているものとほぼ同じ


●解決事例②:離れた子供を呼び寄せるイベントを企画する
熊本県水俣市久木野地区のケース
 ~ 熊本県水俣市久木野地区は、「棚田の灯り祭り」等、一風変わったイベントを次々と仕掛けている。目的は、都会の人を呼び込む事ではなく、集落を出て行った子供や孫、親戚に地区に来てもらう事。農村での暮らしの良さをアピールし、長い目で後継者を育成しようとする妙案を宮川花子さんが探る。

 ※
⇒ポイントの1つ目は、イベントの時間は午前中だけにするなどし、極力実家の作業を手伝えるようにすることでした。
⇒ポイントの2つ目は”都会に出た子供の郷愁の念はかなり強い”ことだと感じました。また、実家のおじいさんおばあさんは、離れた子供が帰ってくるはずがないと聞かずに諦めているのではないか、とのことでした。今は”農業ブーム”であるし、離れた子供たちが帰ってきやすくなるイベントを企画するのは、吉川であっても有効であると感じました。


◆感想◆
後継者問題には、田舎での現金収入を増やすことが、究極的には必要だと思いました。
日本酒だけでない、”吉川の米”を使った新しいブランド品が開発できればおもしろいのですが。。
牛乳アレルギーの人が飲む代用ミルク「ライスミルク」を改良して、見た目も味もキレイな新しいノンアルコールジュースができれば面白いなと思いました。

                        谷口