日々あれこれ

デジカメ日記

ヤマブキの花

2008-04-16 | 





ウォーキングの途中 ヤマブキの花が咲いていました。八重のヤマブキには 実がならないそうですね。直ぐに 「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞかなしき」 の歌(兼明親王の作)が浮かびました。検索したらこの歌にまつわる話が詳しく出ていました。
昔江戸城の原型を造った太田道灌は、狩りの途中で雨に濡れ 民家に立ち寄り 雨具として「蓑(みの)」を借りたいとお願いしました。対応に出た農家の娘さんは、雨具の替わりに、お盆の上に山吹の花の枝を乗せて持って出てきました。太田道灌は蓑を借りに来たのに、山吹の花なんて、「なんだろうか?」と理解できないで帰りました。これには、深いわけがありました。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞかなしき」の和歌に謎掛けていました。山吹の花は、花は咲いても実はならない、うちの家には傘の替わりになる蓑がない(簑ひとつもない)、ということを重ね合わせてお詫びをしたとのことです。太田道灌は後でこの意味を知り、自分の知識の浅いことに恥じて、以後、和歌の道に打ち込んだとのことです。「松葉博雄の社長研究室」さんよりコピーさせてもらいました。



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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-04-17 00:45:26
自然の中に咲いている山吹はことのほか美しいですね。兼明親王の和歌で太田道灌のお話、興味深く読ませてもらいました。実のと蓑の掛詞で、なるほどと思う逸話ですね。いにしえの時代から人々に愛された和歌は農家の娘達にも浸透して延々と歌い継がれてきたのですね。山吹は和歌でよく歌われますがこの歌は代表的なものですね。大昔からある懐かしさを感じる和花。絶えないよう頑張って咲いて欲しいです。
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oさんへ (yoshi)
2008-04-17 08:52:39
ほんとうに昔からある花なんですね。
昔の人達もこの花を眺めていたのかと思うと
感慨深いです。
やまぶき色という 色にまでやまぶきの名前が付くくらい
鮮やかな綺麗な色ですね。
八重と一重 写真を撮った場所は違いますが
一日のうちに両方見られて
ラッキーでした。

いつも見ていただき
有難うございます。
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Unknown (佐原囃子)
2008-04-20 22:32:17
こんばんは
山吹の花、こうして改めて見ると
新緑に山吹の色が、なんと! 鮮やかなんでしょう!
太田道灌の話は子供の頃親から聞いたことがあり、
この写真を見て、すぐその話を思い出しました。

今日アップの、ベニカナメも綺麗
お庭を丹精にされているご様子が目に浮かびます。

私は今日、福島県三春の滝桜を見に行って来ました。
桜は見事でしたが
人の多さにも驚きました









yoshiさんの写真を見ていると、
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先ほどの続き (佐原囃子)
2008-04-20 22:56:44
すみません、
先程の投稿、離れた場所に途中の文が載ってしまいました。
yoshiさんの写真を見ていると、なぜか、
ほのぼのとした気持ちになります。
と、書こうと思っていたのですが・・・
不慣れなのですみません
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佐原囃子さんへ (yoshi)
2008-04-21 07:51:07
佐原囃子さんお早うございます。
今ネットで福島県三春の滝桜を見ました。
凄いですね~。日本三大桜だそうで
樹齢800年 佐原囃子さんが見て回っている
巨木ですね。
今日の実況中継で一部散り始めましたとのこと
一番いい時に行かれましたね。
私も佐原囃子さんの話を聞いてから
巨木めぐりが好きになりました。
また探して行ってみます。

いつも見ていただき
ほんとうに有難うございます。
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