1995年の映画「キルトに綴る愛」は、キルト製作を通してそれぞれの愛を語る、七人の女性たちのラブストーリー。七者七様の恋模様があたかも、パッチワーク風に編まれていきます。ほぼスタッフ、キャストの多数を女性が占める、希有な女性映画。
幼い頃に両親が離婚し、幸せな結婚観が見出せないフィン。恋人のサムはいるが、結婚には乗り気ではない。
修論の執筆のため、祖母と大叔母の暮らす家に滞在中、その家で何十年とおこなわれたキルト制作に興味が湧く。
作り手は占めて七人。
ハイとグラディ・ジョーの祖母姉妹は祖母の夫を巡っていざこざがあったにも関わらず、いっしょに暮らしている。
地質学者の夫と結婚したソフィアは、仕事で不在の夫と折り合いが悪かった過去があった。
画家の夫がいたエムは、夫の浮気に悩まされた。
そして、コンスタンスはそんなエムと関わりが。
キルト制作の指導者となっているアンナは、そのむかし、祖母姉妹に仕えるメイドで、身分違いの悲恋の持ち主。その娘マリアンナは、自由恋愛主義者だが、忘れられぬ恋の想い出を語っている。
さて、この七人の話を聴き終えたフィン。彼女はひとりの男に決める結婚を疑問視していましたが、その考えをすいこんだはずの母親が思わぬ行動に出ます。
ひとりひとりのエピソードはよくある話でそれを繋いでみただけなのですが、キルト制作という家庭に押し籠められた女性が表現の自由を発揮した芸術を主題にしたところがいいですね。
でも、母親の生き方に感化されて結婚に踏み切れないヒロイン、すこし子供っぽいかなと思うのですが。あんがい、子どもの頃にかかえた家庭像のトラウマは、後年尾を引くものなんですよね。ただ婚約者がいるのに、他の男と一夜のお遊びってどうかと…。
女性にとって結婚とはなにかを考える一助になる映画ですね。
主演は、「シザーハンズ」でジョニー・デップ演じる人造人間が恋をする女子高生を演じたウィノナ・ライダー。目鼻立ちがきりっとして美しい面ざしですね。
監督は、ジョセリン・ムーアハウス。
キルトに綴る愛(1995) - goo 映画
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修論の執筆のため、祖母と大叔母の暮らす家に滞在中、その家で何十年とおこなわれたキルト制作に興味が湧く。
作り手は占めて七人。
ハイとグラディ・ジョーの祖母姉妹は祖母の夫を巡っていざこざがあったにも関わらず、いっしょに暮らしている。
地質学者の夫と結婚したソフィアは、仕事で不在の夫と折り合いが悪かった過去があった。
画家の夫がいたエムは、夫の浮気に悩まされた。
そして、コンスタンスはそんなエムと関わりが。
キルト制作の指導者となっているアンナは、そのむかし、祖母姉妹に仕えるメイドで、身分違いの悲恋の持ち主。その娘マリアンナは、自由恋愛主義者だが、忘れられぬ恋の想い出を語っている。
さて、この七人の話を聴き終えたフィン。彼女はひとりの男に決める結婚を疑問視していましたが、その考えをすいこんだはずの母親が思わぬ行動に出ます。
ひとりひとりのエピソードはよくある話でそれを繋いでみただけなのですが、キルト制作という家庭に押し籠められた女性が表現の自由を発揮した芸術を主題にしたところがいいですね。
でも、母親の生き方に感化されて結婚に踏み切れないヒロイン、すこし子供っぽいかなと思うのですが。あんがい、子どもの頃にかかえた家庭像のトラウマは、後年尾を引くものなんですよね。ただ婚約者がいるのに、他の男と一夜のお遊びってどうかと…。
女性にとって結婚とはなにかを考える一助になる映画ですね。
主演は、「シザーハンズ」でジョニー・デップ演じる人造人間が恋をする女子高生を演じたウィノナ・ライダー。目鼻立ちがきりっとして美しい面ざしですね。
監督は、ジョセリン・ムーアハウス。
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