陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

アニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(六)

2019-03-28 | 感想・二次創作──神無月の巫女・京四郎と永遠の空

三月は卒業式シーズン。
しかし、学校は卒業しても、癖づいてしまった習慣と、とっぷりはまった趣味からは、なかなか卒業できないものです。三つ子の魂百までと申しますが、百合魂はゆりかごから墓場まで、あの世まで、来世まで、死んでも治らない。ところで、桜舞うこの季節に、千歌音ちゃんが姫子から外そうとしているものは記念のボタンではなくして、なぜに、タイなのでしょうか(笑)。いやいや、どさくさまぎれにもっと外しているんですが(爆)…この制服の構造おもしろいですよね。これ眺めるたびに、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」を思い出すの、私だけかしら。画像の出典は、旧版DVD第三巻めの裏ジャケット絵ですね。この巻以降の絵は表に出せませんね(爆)。

昨秋からつづく、アマゾンプライム放映記念のシリーズ記事第六回目。
すでに半年経ちますが、まだまだアマゾンプライムで見放題なようですね。そういえば、「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」なども、つい先日、ニコニコ動画で期間限定放映されていたようですが、一日でアニメ数時間視聴し続けるの、しんどくないですか? 実写映画のDVDを一日で立て続けに4本見続けたことはあったのですが、PCの画面をいま長時間眺める気力がもうありません。

さて、本題に戻ります。
旧版DVD付録のオールカラーブックレット。
何がすごいかといえば、アニメのキャプチャア画像があるので、体のいいアニメムック本になってもいることですね。

文庫本サイズよりはすこしおおきめ。
中身は実質6頁。6頁といえども、かなり充実した6頁。読み終えるのが惜しい、実に惜しい! もっと読みたいと思わせます! 情報量としてはすごいです。ウィキペディアにも熱心なファンによるであろう、ていねいなキャラクター解説やロボのギミックなどが示されていますが、もちろんこちらが公式なので正確であるように思われます。とくにオロチ衆とロボットの必殺技が絵付きでわかりやすい。

各巻最初にあるのは、千歌音の心情をつづったポエム。
圧巻です。美しい。実にすばらしい。よく鍛えられた耳を持つファンの皆さまは、もれなく川澄ボイスで自動脳内再生できます。

アニメのなかで言われたものではなくて、まったくの書き下ろしです。しかも、アニメの名シーンの絵が挿入される。これが実にうまい具合に文章と配されているんですよ。千歌音だけだったのが、姫子のモノローグと並んだ相聞歌みたいになります。フィギュアについてくる小冊子でも表紙と裏表紙の裏にそれぞれ千歌音と姫子のポエムがありましたけれど。この仕掛けが実にうれしい! ファン心理をくすぐります。

次ページにあるのは、キャラクター紹介だったり、舞台設定だったり、なかなか趣向を凝らした企画が。「京四郎と永遠の空」の原作漫画の巻末附録でも、おもしろい用語集などありましたね。なかなか楽しいつくりです。

最後の頁には、「植竹須美男(シリーズ構成)の各話解説」のコーナーで、二話ずつの紹介。といっても、粗筋を追うのではなくて(それはDVDケースの裏を読めばわかるので)、各話のポイントをとくに人物を中心に明かしています。もちろん、作り手の意図をおしつける作為はないのでしょうが、ここを読めば、作品理解が深まる部分もあるし、また逆に謎が増えてしまうこともありますね。健筆ふるった植竹さん、さぞや楽しかったでしょうね。

しかし、このブックレットはですね。
冊数重ねるごとに、植竹さんの文面が重くなって、熱意溢れすぎたのか長くなりすぎて、フォントがむりやり小さくなってしまうことですね。スマホ老眼にはつらいッ!!(爆)。






そうそう、各ブックレットの裏は、DVDのご利用方法。
はじめてレンタルしたときに、DVDのチャプター再生の意味がわからなくて。一時停止して取り出してセットしなおしたら、ビデオみたいにそこからはじまるんだと思っていた、そんな機械オンチの私でもわかりやすく書かれています。勝手がわからなくて、ひょっとすると購入版じゃないとまともに視聴できないの?!と焦って、DVDをネット通販で購入した私は、とても幸せな勘違いをしていたのでした。特典の内容を買うまで知らなかったので。

ところで、この裏面にあるのが、各巻のメインメニュー画面とチャプターメニュー画面。
その話ごとで舞台になった場所、もしくはワンシーンが背景に描かれています。しかし、このチャプターメニュー画面のほう、各話のワンカットって姫子と千歌音の絵しかないんですよね。なんという、この徹底ぶりでしょうか(笑)。


アニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(まとめ)
月には誰も知らない朽ち果てた社があるの。全ては其処からはじまりました──。感動の全十二話を堪能したあと、再観賞用に、保存用にオススメのDVD。今回はその旧版DVD付録のオールカラーブックレットで、作品をふりかえります。

★★神無月の巫女&京四郎と永遠の空レビュー記事一覧★★
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