観ました? 観ましたよね?
アニメ「美少女戦士セーラームーン Crystal」。
すでに、今回の放送で第二話め。
ちなみに初回放送時は帰宅が遅くて、19時半過ぎにPCから視聴したのですが、問題なく観れました。ニコ生はプレミア会員じゃないと混雑するので、ニコニコGINZAという箇所から。画質がやや緩んでるのが気になりますが、音声問題無し。
第一話、初っ端から。
フンフンフンフンフフフーン、と清らかな鼻唄っぽいBGMプラス、超ながーい宇宙映像。いったい、どこのNHK教育番組かと。科学雑誌から画像借りてきたのかしらと思うぐらい、精巧な画像です。美術さん、いい仕事してます(なでなで)
うさぎ役の三石琴乃さんは、こころなしか、声を無理に高く出している感(なんか、こう、小さい子の相手してる母親が出すような声)があるのですが、変身シーンのトーンは往年通り。タキシード仮面が、悪だくみしてる影のある青年っぽいな、と思ってたら、「BLOOD-C」のあの喫茶店のマスターの人ね、なるほど。
絵柄は原作準拠というより、ちょっと、オトナっぽい顔ですよね。しかし、瞳と口のバランスが摩訶不思議な少女マンガ仕様。
原作漫画一話分をまるまるアニメ一話にあてはめるらしく、タイトルも原作そのまんま。原作だとダークキングダム編は十三話めで終わるので、アニメが全二十六話予定ということは、オリジナルストーリーが入るかもしれませんね。たぶん、雄一郎とか、浦野とか、マコちゃんのセンパイとか、旧作でいたオトコ関係がきれいに清算されまくってると思う。
原作はもうちょい、コメディタッチもあるのですが、今回のアニメ、微妙におまじめにつくってあって、どこをどう突っ込んでよいのやら。だが、それもまたよし。
第二話は亜美ちゃん初登場。
声が久川綾さんボイスに馴れた身としては、ちょっと、ドジっ娘っぽい気がしないでもないですが、可愛いです。しかし、あの雑巾みたいなセーターはいただけない。脳が活性化するマル秘アイテムなのか、母さんが夜なべして手編みしてくれた涙ながらのエピソードの前振りなのか。ちなみに漫画だと、たしかに初登場で黒いセーラー服着てるんですが、あれは冬服なのかな。周囲から孤立してるよ、というマーキングなのだろうけど。
すでに内容を知ってる旧アニメ世代向けなので、プリンセスの正体など、最初っからネタバレされまくってますよね。次回に登場予定のレイちゃんが恋の鞘当てじゃないとすると、うさぎと衛の関係がどう描かれていくのか楽しみですね。
最近の魔法少女アニメときたら、愛と正義のために戦っているのに、自分が呪われたり、大事なものが奪われちゃったり、味方同士で骨肉の争いになったり、ほんっとに美少女残酷物語といっていいぐらいな内容で興味を惹いてますよね。本作はまだひねこびたストーリー展開を受けない、王道といえば王道、古いといえば古くさいアニメなので、当時のお子様がたにはたいへん楽しく観れるものと思われます。
いま、「アナと雪の女王」とか「マレフィセント」とかで「魔女=闇落ちしてしまったかつての聖少女」みたいに、ダークヒロインの再定義・再評価なるものがやたらとさかんですよね。フェミニズム的な古典の読みなおしなんですが、これを当てはめたら、クインベリル様も善良化されるかもしれません。が、しかし。ここはやはり、すっぱり、きっぱり、高笑いして潔く悪女として倒されてほしいものです。
【美少女戦士セーラームーン レヴュー一覧】
コメントありがとうございます。
児童は演劇など特殊な業態覗いては、長時間労働させられないはずですね。
子ども向け番組とはいえ、正義の味方になって戦う少年少女たちって、健気だなあ、と思います。
>娘も小さいころは、ビデオまで撮ってみていたので、私だって今でも主題歌を歌えたりなんかして(恥)
「ムーンライト伝説」って、「ムーンライト横浜」と語呂が似てますよね(謎)。
私もサビのフレーズが未だに口ずさめますが(笑)
ウルトラマンとか仮面ライダー1号とか、時代が変わっても、子どものころのヒーロー、ヒロインは、いつまでも「理想の友だち」だったりするのかもしれませんね。
また、流行りだしているようですね。
娘も小さいころは、ビデオまで撮ってみていたので、私だって今でも主題歌を歌えたりなんかして(恥)