■今の時代、嫁姑の同居は無理！

あるブログで、若い息子夫婦と同居していた姑さんが同居を解消することを決めたと書いてありました。
これまでは愚痴も書かず、悪口も書かなかっただけに衝撃でした。
ただ、たまに嫁さんに気を遣っているなぁーと感じることが多々ありました。
姑と嫁は、表と裏の二つの顔で生きているので、何かで一度ヒビが入るとそこからの修復はとても難しいものです。
現在も高齢の姑と同居介護している私が言うのだから間違いありません。（苦笑）

嫁が姑に望むことは、家事（炊事、掃除、洗濯）全般をやって欲しいことと、嫁の都合で孫守りくらいなものです。
はっきり言って嫁の気分次第で対応が変わるというやつです。
掃除とか洗濯なんて大好きなんて人いますか？　嫁が嫌いなら姑だって嫌いですよ。
やってもらって当たり前の顔されたらやる気もなくなりますよ。

まして姑の夫（舅）が居なくなっての場合、姑は邪魔者まっしぐらなのです。
お金ヤモノは欲しいけど、家族の一員には要らない存在です。
建て前ではいいこと言いますが、本心というのはどこまでも隠します。
いい人、いい嫁と言われたいからでしょうね。
本音が別のところにある以上、角を隠して嫁ぐのが嫁。
夫である息子も、いずれ嫁に従っていないとはじき出されてしまうのです。

世の姑の皆さんは、息子が可愛いと思うなら、あまり息子家庭には近づかない方が賢明です。
いまのお嫁さんたちは、はっきりし過ぎていて嫁だから姑には言えないなんて無いようです。
そんな風に社会が、家庭が育てて来たのですから当然です。
７０歳直前になっての一人暮らし、引っ越し、家探し、考えるだけで心が折れます。
頑張って下さいとしか言えないけれど、人生って思うようにはいかないんですね。

孫は可愛いけれど、所詮、孫。
親ではありません。
干渉もほどほどにしないとね。
ヘルプの時だけでいいんです。
電話やLINEも向こうから来るくらいで丁度良い。

姑やるのも結構めんどくさいですよね。
息子はくれてやったんだからアンタ（嫁）が好きなように煮るなり焼くなりしなさいよ....
ってな大きな気持ちでいないと寿命が縮みますよ。