日にちが遡りますが・・・1月31日、玉川上水に親しむ会の最終下見に行ってきました~
JR八王子駅から真っ直ぐ北へ延びる桑並木通りを歩いて、小宮公園へ行く予定ですが、
31日の下見は公園へは行かず、暁橋を渡ってから堤防を歩くか、
あるいは田町遊郭跡を歩くかの下見です。
暁橋を渡って右岸から見た上流方向。
前方に見える16号に架かる浅川橋まで堤防を歩く予定でしたが、寄り道してみます。
道路整備の時に庚申塔やお地蔵様などをここにまとめたような感じです。
この辺りは徳川時代、武田家旧家臣の大久保長安が代官でした。
八王子の街は盆地の中央部で、浅川の河川敷原野で、しばしば洪水の被害にあっていました。
大久保長安は町づくりと共に、治水工事も行いました。
霞堤といって、連続する堤ではなく、最初から間に切れ目を入れた不連続の堤防を造りました。
堤の内側は遊水地で増水しても堤への負担を軽減し、決壊のリスクを減少させる構造。
洪水で運ばれた肥沃な土壌を営農地に蓄積させる機能も併せ持っていました。
さらに流木や石などは入りにくい。
でもどこに霞堤跡があるかは分かりませんでした。
暁橋を造る時に寄付をした方々の名前を記した記念碑のようです。
道路へ出て見ると、ここから広い道が短い距離ですが続いています。
川の南側は「元横山町」ですが、その中にこの一角だけ「田町」という地名があり、遊郭跡です。
昔は甲州街道の横山町に遊郭が点在していましたが、明治30年の八王子大火により、田んぼだった田町に移転しました。
大正10年頃には20軒ほどあったそうです。
今はその名残は数軒だけです。
この古そうな建物もその面影があります。
黒塀の建物は昔のままのよう。右の建物は人気がある食べ物やさんで、カツカレーが美味しいとか。
保育園の中に、霞土手・大久保塚の碑が二つあるようですが、外からは見ることが出来ません・・・
ネットで調べると、園内の南東側のフェンス際にありました。画像の見えている角から対角線の一番奥です。
園児にはこの石には絶対に乗らないようにと言い聞かせてあるらしい。
浅川橋に来ました~ 信号奥に見えるのは市役所です。
この国道16号は日光脇往還です。旧道はこの先から右に折れて小宮公園の北側へ続いています。
日光裏街道とも呼ばれています。
川のそばには極楽寺があります。
極楽寺の趣がある門ですが、閉ざされています・・・
塀も立派~
南へ曲がって、ここから入ります。
極楽寺は1504年に滝山城主・大石定重が滝山城下に創建。北条氏照の八王子城築城に伴い、八王子城下に移転。
八王子城が落城後、大久保長安の新八王子まちづくりに伴い、現在地へ移転。
境内には歴史あるものが沢山あります~
これでこの日の検証はおしまい。
昼はいつもの中華やさんで、
レバニラ炒め定食を食べました。
(こうしてみると、我が家の外食は中華が多いです~)
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)
昨日(2月7日)のトータル歩数15357歩、脂肪燃焼量32.7g、総消費カロリー1800kcal マーク点灯
昨日は歩いていなかったので、昼食後すぐに一回り歩いてついでにスーパーで買物。
夕方はダイヤ撮影に・・・
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