前回、UTMを使ってM1チップのMacBook Pro上でWindows 11の仮想マシンを動かしてみました。その後、利用中に少し設定変更が必要な点に気づいたので、それらの設定内容についてご紹介します。
まず、前回作成したWindows 11仮想マシンの設定画面を開きます。
1つ目の設定はネットワーク設定です。環境に依存するのかもしれませんが、私の環境では、ネットワーク設定がUTMのデフォルトだとうまくインターネットに出ることが出来ませんでした。デフォルトでは下記のようにネットワークモードが”共有ネットワーク"になっていました。この設定は、簡単に説明すると、ホスト(MacBook Pro)がみなさんのご家庭のネットワークに接続されているのとは、別に仮想的なネットワークをMacBook Pro上の仮想マシンに構築して、そのネットワーク全体がご家庭のネットワーク経由でインターネットに出ていくイメージです。
デフォルトの共有ネットワークではうまくインターネットに出ることが出来なかったので、”ブリッジ”に設定変更すると、うまく出れるようになりました。
もう一つの設定は、せっかくMacBook ProがRetinaディスプレイを採用しているのであれば、それに合わせた方が良いかと思い、下記のようにディスプレイ設定で”Retina”にチェックを入れました。
今回は以上ですが、今後の利用でその他気づいたらご紹介させていただきます。