MacからAzure Virtual Desktopに接続する方法はこちらで紹介させていただきました。ただ、Macのリモートデスクトップアプリで接続しても、Mac側はキーボードレイアウトが日本語キーボードなのに、なぜかAzure Virtual Desktop側はUSキーレイアウトになってしまうという現象がありました。その回避策について調査しましたので、ご紹介させていただきます。
※レジストリを変更する必要があります。失敗するとシステムが起動しなくなるなど、リスクが高いので自己責任でよく注意して実施してください。
全てMacからリモートデスクトップ接続した状態のAzure Virtual Desktop側での操作です。まず、レジストリエディタを起動します。[command]+R を押下して「ファイル名を指定して実行」を開き、名前のところに「regedit」と入力してOKをクリックしてください。レジストリエディタが起動します。
画面左のツリー画面で下記のように HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411 を開きます。
「Layout File」をダブルクリックします。下記のように編集画面が開きます。
「値のデータ」の”KBDJPN.DLL“となっているところを "KBD106.DLL" に変更します。
変更したらOKをクリックして、Azure Virtual Desktopを再起動してください。再起動後、Macからリモートデスクトップで接続するとキーボードレイアウトはちゃんと日本語になっていると思います。
説明は以上となります。