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FBIのヒラリーの私用サーバーの捜査の真相

2018年04月16日 | 日記

ヒラリーの私用サーバー問題についてFBIが大統領選挙日直前に捜査再開したことについて当事者であるコミー前長官から真相が明らかにされた。ここ

ヒラリーによると、これは敗因のひとつであった。
なお、ヒラリーが挙げる敗因て16もあったんだ。
それじゃ勝てるわけないな。それにしてもよくぞ16も挙げたものだ!こちらに感心する。

横道にそれてしまった。
コミ―前長官によると、ヒラリーの当選を信じていたので、クリントンが大統領になった場合にその勝利の正当性を確保しておきたかったということらしい。

ということは、再開した捜査の結論は、最初から決まっていたということだ。
クリーンということだ。
わざわざ再開の通知を議会に送付したのも、「正当性確保」のための演出だったわけだ。演出である以上、勿体ぶる必要があったのだ。
だから、捜査は何日かかるかわからないと言ってみたりしたんだ。実際は、あっという間に終了した。

動機は何か?勝ち馬に乗っておきたいというのだから、地位狙いしかない。

トランプ大統領が解任したのも理解できる。
著書のタイトルの「高い忠誠心(A Higher Loyalty)」というのは、「職」に対する忠誠ではなく、職にある「人」に対する忠誠らしい、と気づいた。
FBI長官は、選挙職ではなく、任命職である。本来なら、政党や政治と関わりにないポストにある者としての公正さが要求されているはずだ。

コニー氏はトランプ大統領が忠誠を求めているとして批判・非難していたが、A Higher Loyalty のタイトルを見て、大統領に相応しくないトランプ大統領(現実の)に忠誠を尽くすのではなく、大統領に相応しい(と自分が考える)大統領(どこにいるの?)に対する忠誠を考えている、ということらしい。(ヒラリーがいなくなったとすると、コニー氏の頭の中の大統領はひょっとしてコニー氏自身かもしれない。それなら納得)
それなら、辞任するしかないはずだ。
現実の世界と理想(空想)の世界をごっちゃ混ぜに、しかも自己都合にごちゃまぜしていることになる。

アメリカの政治・行政の指導層のものの考えが当事者の口から語られる、しかもまだ現在進行形に近い生々しい話である。
いい悪いは別にして、実態がわかって面白い。

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昨日(4月15日)のブログでマクロン大統領のことに触れたが、こういう記事を見て(ここ)われながらいい線かなと思う。
シリアに対するこれまでのトランプ大統領の考え方を代えさせ今回の攻撃に踏み切らせたのはマクロン大統領という。