ウチの近所に咲いている、下の写真の花の名前がわからない。
以前までスマホに入れていたアプリならすぐに調べがついただろう。
しかしこのアプリは1年で2800円の課金である。
数年使って便利だったが、贅沢だろうと止めた。
ウチのすぐそばの都立小山内裏公園をはじめ近所でよく見かける樹木についた花。
代わりに〈ハナノナ〉という無料のアプリを入れたことは前に書いた。
そしてこのアプリがどうに使い物にならないことも書いた。
今回も呆れた結果が出た。
結果は〈アセビ〉である。
たしかに花の形態は似てはいるがちょっとムリがある。
まあ50%の確率と、謙虚ではある。
で、こういうときにどうするか。
まず撮った写真を立ち上げる。
〈写真〉のアイコンをタップして、この写真を表示する。
そして下のバーから i のマークをタップする。
ゴミ箱のアイコンの左隣に i のアイコン。キラキラマークがあれば〈ワタシは知ってますよ〉という印である。
すると画面に写真のデータが表示されその上に
〈調べる:植物〉という項目が現れる。
木の葉のマークの横に〈植物〉の文字が出る。これをタップ。
ここをタップする。
次に表示されるのがスマホの答えになる。
iPhoneに搭載されているAI(iPhoneではSiri)が答えてくれるわけである。
上のふたつが写真に該当しないのはひと目でわかる。
だが、上の二つはどうみても別物である。
下の〈同じタイプのwebイメージ〉の
左端が似ているような気がするのでをタップしてみる。
すると現れた画像はたしかにワタシが撮った写真の植物によく似ている。
名前は〈キブシ〉。
写真が一致した。正解!である。
続いて下にある〈キブシ〉をタップすると画面はwikipediaの〈キブシ〉の項目に飛ぶ。
この記事と写真でこの花が〈キブシ=木倍子、木五倍子〉と呼ばれる
キブシ科キブシ属に属するこの列島の固有種の落葉低木であることが判明。
先日からのイライラもようやく解消された。
これは植物の情報だけでなく、
動物や料理、その他写真に写っているものを
Siriに蓄積された情報へと結びつけてくれる。
だが、たとえば石仏などを調べても期待した答えは出てこないことが多い。
Siriもまだまだ勉強が足りんということであるな。