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散歩と俳句。ときどき料理と映画。

富岡八幡宮骨董市

昨日8月1日(日)は、門前仲町の富岡八幡宮での骨董市。
8月はこの日だけの開催になるというので、炎天下でかけてみた。
富岡八幡宮に着いたのは13時半だったが、もう大半の業者は片付けを始めている。
ある店のオヤジさんに、ずいぶんと早い片付けですねと聞いてみた。
オヤジさんはこう暑くっちゃねえ、朝4時、5時から来てるしさと首を振りながら答えてくれた。
たしかに暑い!さらに店の数より客数は少ない。早仕舞いもしかたないだろう。

小さな露店でいい具合に錆びのきた犬釘を見つけたのだが、店主に値段を聞くと2500円だと言う。
それはちょっと高すぎる。
大正李朝の小さな壺があったのだが、こちらも1万円と値が張る。とてもワタシが買えるものではない。
小さなガラス瓶を200円で購入。古いものではないが形が気に入った。
もう一つ広口瓶を500円で購入。

うちに帰って包みを開くと、200円の瓶を包んでいたのはよくある新聞紙ではなく、
日本刀の鍔や目貫の写真と解説、値段が掲載された紙切れである。
日本刀関係にはほとんど興味はないが、読んでみるとなかなか面白い。

たとえば「25.鍔 茗荷に雁金透し 銘 赤尾吉次作/鉄地丸形透し丸耳在銘 鉄味よく、赤坂写しの好もしき名作なり ¥110,000」といった具合である。
ほかにも、樹木に猪図近江八景図這龍図蝶に菊唐草透桐紋散し二匹獅子に牡丹図などの名称があって楽しい。
文様の名前を知るのに役に立つ。

帰るときに気づいたのだが、ワタシの最寄駅東中野から門前仲町は大江戸線で一本、それに都営であるから運賃無料のシルバーパスが使えるのだった。
往路はJRで中野まで、そこで東西線に乗り換え門仲までという実に馬鹿らしい無駄遣いをしてしまった。
もう何度も来ているのに今まで気付かなかったとは、無念。

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