8時半から仕事を始め、11時には終了。
朝の散歩はウチの東向きの窓から立派な屋根が見える廣妙寺へ。
歩いて10分もかからない。
四方を囲んだ漆喰造り風の壁が延々と続く。
白壁に囲まれたエラく広い寺である。
廣妙寺は日蓮正宗の寺で、1975年の創建。
山門は四脚門風の造りだが、当然古いものではない。
山門は四脚門風の造り。
境内に入ると見えて来る本堂も新しく、ピカピカである。
本堂の屋根。これがウチから見えるわけだ。
光の反射のおかげか、いい写真である。
手水鉢の龍がなかなかいい。
取り柄といえばそのくらい。
それと山門手前のクスノキか。
門前のクスノキ。
石仏も石塔もなーんにもない。
裏手に墓が並ぶばかりで、
すべての墓石には日蓮宗独特の〈南無妙法蓮華経〉の髭題目。
眺めているとアタマがクラクラしてくる。
墓域の向こうに小山内裏公園の尾根緑道の一部が見える。
高台にあるので富士山が見えるかと思ったが、
小山内裏公園の尾根緑道に視界が遮られて、残念ながら見えない。
外に出ると北側が開けた道路のガードレールのそばに
ワタシと同年齢と思われる男性がリュックサックを背負って
広がる景色を眺めている。
〈こんにちわ〉と声をかけてみる。
男性も〈こんにちわ〉と少し嬉しそうに応えてくれる。
〈ここから富士山は見えますか〉と尋ねてみる。
〈西のほうにあるんだけど、ほら、あの尾根緑道の向こうになるからねえ〉
と、尾根を指差して残念そうな答えであった。
続けて〈緑道に登れば歩いているあいだ中見えますよ〉
と教えてもらった。
この(通称戦車道路)尾根緑道は、
これまで2回登ったがいつも曇りで
富士山は拝めなかったのである。
同好の士(笑)に〈ありがとうございました〉と挨拶をして帰路につく。