ドライフルーツで果実酒が作れるらしいと本郷の仙人に話したところ、
そんなもんはワシはとっくにやっておるとの返事である。
さすがはメシの代わりに酒を呑む酒呑仙人である。
しかし栄養不足で日に日に痩せてゆくのがわかる。
めざすは即身仏か、などと悪タレをついていたら、
仙人から杏とクコのドライが送られてきた。
あいにく果実酒を漬けるビンを切らしている。
そのまま食べても素朴な甘さでなかなかおいしい。
そのなかから少し取り分けて砂糖煮を作ることにした。
1時間ほど水につけて戻し、
テキトーな量の砂糖と水で、
水分がなくなる寸前まで煮詰めて、あとはレモン汁を振って完成😊
毎朝ツレアイが食べるヨーグルトにカットしてトッピング。
いただいたのはトルコのドライフルーツ。
下の写真はトルコ・マラティア地方の杏(アプリコット)の畑。
ここでは以下のようにドライ杏が作られているそうだ。
①土壌の段階から3年以上化学肥料を使用せず、有機肥料のみを使用する。
②成長ホルモン剤、殺虫剤、除草剤などの化学合成薬品等を使用しない。
③収穫、選別、移動時に化学合成薬品等の使用や汚染・混入がない。
④原料に有機農産物を使用し選別、加工、貯蔵などの工程において、化学合成薬品等の使用や汚染・混入がない。
⑤収穫後のナッツは、天日乾燥または低温乾燥機を使用。
⑥ポストハーベストは行わず、保管時も薬品の使用や汚染・混合がないように管理。
⑦自社予約コンテナーにて輸入、傷みやすいものは冷蔵コンテナーを使用。
⑧日本の港で植物検疫検査後に燻蒸された物を販売しない。
⑨輸入後、ノヴァの低温倉庫で保管し、合成保存料などの添加物を一切使用せず、目視選別後、手作業で袋詰めを行う。
中華料理のスイーツで知られる杏仁豆腐の原料は、
杏の種のなかにある白い実を粉末にして水と合わせて濾したものを
牛乳に加えて寒天やゼラチンで固めて作られる。
杏仁豆腐には、クコの実がトッピングされる。