卒寿

 

　　　父（いつも【ジジ】って書いてるけど）は6月がくると満90歳。

ってことは、昔風に言えばお正月が過ぎたので数えでもう90歳になってる、ってこと。

初老・還暦・喜寿・卒寿などの人々は（有志のみ）厄払いのため、
ワタシの住んでる町では、毎年　『おかんのさまでもちぶち』　があります。
要するに　『お観音様で餅投げ』　をし、それを皆さんに拾ってもらうわけです。

いろ～んな病気で何度となく入退院を繰り返した父も、兄に介添えしてもらい、
元気に投げました。
風も冷たくとても寒い日、午後4時ジャストに開始。
時間にしてたった10分ほど（もっと短いかも）で終了なんです！

　　　　　

 紅白のお餅の入った樽が今年は29個。　　こんなふうに並んでます。

　　　　　　　　

　「わしゃもう投げたない。　代わりに○○に投げてもらってくれ」

と、前日までは兄が代理を務める予定だったのに・・・この笑顔

ほら、こんなにたくさんの人が来てたよ

　　　お～い！こっち投げて～～

 

こっちにも投げて～　　

 

　　　

　　　やったね！（小さくない？）　　　　　　座り込んでGET！

 

た～くさんの方々に厄を少～しずつもらっていただきました。
　　　（注：身内は拾えません）

　　　いつもは『おじいさん』としか呼ばないけど・・・

　　　お父さん、元気にこの日を迎えられて・・・良かったね

 

夜、実家での食事で・・・後はウチの息子たちの曾孫を見たい、とのこと。
　　（兄の子は3人いて、一人ずつ子どもがいる。姉は子どもが出来なかったの）

　　　いかんわ・・・二人とも彼女おらへんもん

　　　この間来とった同じ町内の子はどうした？
　　　　　　（3人前の彼女の話しなんですけど）

　　　とっくの昔に別れちゃったよ。

　　　ほぉ～か・・・ほりゃ残念やなぁ・・・

　　　後10年・・・10０歳まで生きとってくれる～？

　　　そしたら何とかなるかもしれんでさ～。。。

　　　

　　　　　　　　ほやなぁ～頑張ってみよかな～（ニコッ！）