個人ではなかなか行けない、日帰りバスツアーに 参加しましたーー 製糸場内をガイドの方が1時間近く説明し案内してくれました 明治5年日本最初の工業化は製糸から始まり 官営工場として創業 された工場はやがて民間の企業へに、払い下げられ操業停止まで 115年間にわたり休むことなく製糸工場として活躍し続けました 昭和62年操業停止以降も、片倉製糸工業は建物や土地の管理を 維持し平成17年建造物一切を富岡市に寄贈し 富岡市による管理が開始されました 木材の骨組みの間にレンガを積み並べる「木骨レンガ造」工法 地震国日本ならではの工法 長さ104m、幅12mの大きな建物 膨大な乾燥繭を貯蔵した倉庫 左手に長い操糸場が続く この建物を支えている 左 昭和40年代以降に設置された自動操糸機が長く続く 右 建物内部に広い空間と光を入れるため従来の日本に ない「トラスト構造」という工法が使われれています 創業当時はこんな服装と髪型だったんですね 2号館(女工館)フランス女性教師の住居 最近 産業遺産が他国では幾つも世界遺産に登録されています 富岡製糸も日本の産業革命の原点、近代工場の発祥の地として 世界遺産の登録に向けて活動を続けています。 おまけ ① 私の住む古河も製糸業が盛んな町で、大正から昭和初期に最盛期を 迎え関東地方でも有数な、生糸産地でしたが化学繊維に圧され衰退し 最後まで残ったI製糸、S製糸の土地に今はスーパーマーケットが 建っています・・・ |