お茶の時間よ

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大人の社会科 ①富岡製糸場

2009-09-17 20:06:25 | Weblog


群馬県にある富岡製糸場と東京電力神流川発電所見学という
個人ではなかなか行けない、日帰りバスツアーに
参加しましたーー
製糸場内をガイドの方が1時間近く説明し案内してくれました



富岡製糸場入り口

明治5年日本最初の工業化は製糸から始まり 官営工場として創業
された工場はやがて民間の企業へに、払い下げられ操業停止まで
115年間にわたり休むことなく製糸工場として活躍し続けました

昭和62年操業停止以降も、片倉製糸工業は建物や土地の管理を
維持し平成17年建造物一切を富岡市に寄贈し
富岡市による管理が開始されました




東繭倉庫(重要文化財)

木材の骨組みの間にレンガを積み並べる「木骨レンガ造」工法
地震国日本ならではの工法





アーチ中央のキーストーン(要石)





西繭倉庫(重要文化財)

長さ104m、幅12mの大きな建物 膨大な乾燥繭を貯蔵した倉庫
左手に長い操糸場が続く





甘楽町の小幡から切り出されたという石が何段にも重ねられ
この建物を支えている





操糸場内部(建物重要文化財)

左 昭和40年代以降に設置された自動操糸機が長く続く
右 建物内部に広い空間と光を入れるため従来の日本に
ない「トラスト構造」という工法が使われれています




パンフレットと入場券
創業当時はこんな服装と髪型だったんですね
2号館(女工館)フランス女性教師の住居


最近 産業遺産が他国では幾つも世界遺産に登録されています
富岡製糸も日本の産業革命の原点、近代工場の発祥の地として
世界遺産の登録に向けて活動を続けています。



おまけ ①



地元の小学生 自慢の郷土遺産をスケッチしていました



おまけ ②
私の住む古河も製糸業が盛んな町で、大正から昭和初期に最盛期を
迎え関東地方でも有数な、生糸産地でしたが化学繊維に圧され衰退し
最後まで残ったI製糸、S製糸の土地に今はスーパーマーケットが
建っています・・・