洋上風力発電と漁業 海外と日本の経験

Offshore wind farms and fisheries
”洋上風力発電と民主主義”

洋上風力発電と漁業 日本の経験#13 洋上風力発電と民主主義 期待と懸念 島牧、神恵内両村で道が住民説明会

2023-02-19 11:35:56 | 日記

2023年02月18日 北海道新聞様から転載

[洋上風力に期待と懸念 島牧、神恵内両村で道が住民説明会]

 【島牧、神恵内】道は、洋上風力発電に関する住民向け説明会を島牧、神恵内両村で初めて開いた。有識者が、導入による地域への経済効果や漁業への影響などを説明。一部参加者からは期待と懸念の声が上がった。
 島牧村は16日に行われ、村民44人が出席。講師の北大北方生物圏フィールド科学センターの宮下和士教授は、雇用創出や産業活性化が期待できる半面、景観や生態系などへの影響が懸念されると説明した。
 宮下教授は、想定される漁業への影響として漁場減少や航行制限、波浪や魚の回遊ルートの変化などを挙げ、「影響の有無を科学的根拠に基づいて評価するため、現状をしっかり把握することが重要。水産資源を事前に2、3年は調査すべきだ」と強調した。
 漁業男性は「資源が捕れ始めて金額が伸びてきているにもかかわらず、またつぶされていくのか。(漁業者には)反発の声もある」と訴え、道に具体的な振興策の提示を求めた。建築業男性は「雇用も必要だし、村も栄えてほしいし、村にお金が入ってほしい。道はみんなが幸せになるような考えを持って」と話した。
 神恵内村は12日に開かれ、村内外の約70人が参加。社会工学の専門家が洋上風力発電による地域への経済効果を中心に説明した。(前野貴大)
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