斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

和歌山バス 大阪市交通局からの中古車 & 中型ロング一族

2012年01月03日 20時22分43秒 | バス
 和歌山バスにおいて、2011年春に
 大阪市交通局
 からブルーリボンの中古車が入りました。和歌山バスは南海グループということもあり、同じ南海グループの南海バスや関西空港交通などからの中古車は過去に投入例がありますが、グループ以外からの中古車は今回が初めてとなります。2011年は新車の投入が無かった事を考えると、方針を転換したのかもしれません。



 元大阪市交通局のブルーリボンは2台が投入され、いずれも1999年式です。和歌山バスの自己発注のブルーリボンはメトロ窓&2段窓が基本なので、ビルトインクーラーや逆T字窓となると中古車とすぐにわかりますね。シートについては和歌山バスに来た時点でモケットを交換しています。リアの行先表示器が撤去され、和歌山バス伝統の市駅/和駅判別ランプが取り付けられています。





 和歌山バスでは2003年より中型ロングの新車を断続的に投入しており、主力の一つになっています。確か、和歌山バスはかって日野といすゞを入れていましたが、1996年に三菱ふそうと日産ディーゼルを入れて4メーカーが揃うようになりました(三菱ふそうは以前から高速車を入れていましたが・・・)。ところが、中型ロングは日野と三菱ふそうの2メーカーのみです。
 日野HRは2003年より投入が始まり、2010年までほぼ毎年投入されています。従って、KL代、PK代、BDG代全てが揃っています。ただ、PK代からは側面行先表示器が前中扉間に移動しています。
 写真は上から
  和歌山200か 162 2003年式 KL-HR1JNEE
  和歌山200か 260 2005年式 PK-HR7JPAE
  和歌山200か 367 2007年式 PK-HR7JPAE
  和歌山200か 454 2010年式 BDG-HR7JPBE
 となります。




 三菱ふそうエアロミディは日野HRより数は少ないものの、2003年より投入が始まり、2008年まで投入されています。従って、KK代、PA代、PDG代が揃っています。因みにPDG代は1台しか投入されておらず、しかも関西では希少な存在です。
 写真は上から
  和歌山200か 160 2003年式 KK-MK27HM
  和歌山200か 326 2006年式 PA-MK27FM
  和歌山200か 415 2008年式 PDG-AJ820NAN
 となります。

 以上です。

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4 コメント

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Unknown (inaka)
2012-05-06 14:27:52
>和歌山バス伝統の市駅/和駅判別ランプ

これってどんな装置なんですか?
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Unknown (斬剣次郎)
2012-05-06 23:59:27
 inaka様
 コメントありがとうございます。

 市駅/和駅判別ランプとは南海和歌山市駅行きかJR和歌山駅行きかどうかを表示するためのランプで、和歌山市内においてバスが団子状態になった時に後続のバスの運転手がバスの追い抜きを行うかどうか判断するための装置です。和歌山バスの一部車両にはリアの行先表示が無いため、代わりにランプが付けられています。
 ちょっとわかりにくい説明で申し訳ありませんが、お分かりになられたのでしょうか?
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Unknown (inaka)
2012-05-07 23:55:39
自分なりに画像検索してみて、"後部窓の内側"の"運転席寄り"に"降車表示灯"のような物が付いてるのに気がついたのですが、これのことでしょうか?
緑地と赤地の表示部分があるようですが・・・
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Unknown (斬剣次郎)
2012-05-08 00:25:43
 inaka様
 コメントありがとうございます。

 その通りです。
 緑地と赤地の表示部分については私はそこまでわかりかねますが・・・。
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