斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

堀川バスの元川崎鶴見臨港バスの車両たち

2012年05月11日 23時15分59秒 | バス
 福岡県八女市を中心に路線バスを運行している
 堀川バス
 は一般路線車の大半が元川崎鶴見臨港バスの車両で占められています。そんな堀川バスの元川崎鶴見臨港バスの車両たちを見てみましょう。


 1989年式の
 ブルーリボン
 です。P-HT233BAです。元川崎鶴見臨港バスの車両はほとんどがいすゞで、日野は少数派です。ブルーリボンの特徴として、側面行先表示器が前中扉間の中央にあります。かっては数台がいましたが、P代であることから置き換えが進み、確認できたのは1台のみでした。


 こちらは
 いすゞLR+富士6E
 です。1991年式のU-LR233Jですが、堀川バスではこの1台のみです。


 こちらは
 キュービック
 です。1991年式のU-LV324Kです。U代のキュービックは4台がいます。



 こちらは堀川バスで主力とも言える
 いすゞLV+富士7E
 です。多くが在籍しており、よく見かけます。写真はU-LV324Kとなります。


 こちらは
 ブルーリボン
 です。1994年式のU-HT2MLAA改で、ワンステとなっています。川崎鶴見臨港バスでは比較的早い時期からブルーリボンワンステを投入しており、そこが堀川バスに流れてきたという事になります。ただ、このブルーリボンはこの1台のみです。



 こちらは堀川バスでもう一つの主力ともいえる
 いすゞLT+富士7E
 です。大型ショート車であるLTに富士7E車体を載せたものとなります。上が1995年式のU-LT332J、下が1996年式のKC-LT333Jとなりますが、基本的に同一仕様です。LVとは前中扉間の窓のサイズの違いや公式側のルーパの有無があり、判別は可能です。



 こちらは
 キュービックワンステ
 です。ツーステが尽きると、いすゞもワンステの投入が本格化します。ワンステは全て純正車体のキュービックとして投入されていますが、写真上は1998年式のKC-LT333Jで、写真下は1999年式のKC-LV380Lとなります。つまり、大型ショート車と大型車の両方を入れているのです。両者の違いはツーステと同じく前中扉間の窓サイズ及び公式側のルーパーの有無です。



 そして、今度は
 いすゞLR+富士8E
 も投入されました。1991年式のLR+富士6E以来、久々となる中型車の投入となっています。いずれも1999年式のKC-LR333Jで、ワンステとなっています。


 KC代の投入が終わると、今度は
 エルガミオ
 がやってきました。1999年式の初期のエルガミオワンステで、堀川バス初のエルガミオとなりました。川崎鶴見臨港バスでは既にエルガミオの廃車が始まっているといえましょう。


 更に
 日野HR
 までやってきました。堀川バスにとって初めてとなるノンステとなります。とはいえ、川崎鶴見臨港バスではKC代が全廃になった後、どうなるかと思ったらすぐに日野HRの置換えに移行した事は意外でした・・・。2000年式のKK-HR1JKEEで、現時点で1台を確認しています。



 堀川バスでは数少ないながら川崎鶴見臨港バス以外の中古車もいます。こちらは
 元名古屋市交通局
 のエアロミディです。地域巡回バス用だった小型ツーステで、堀川バスには2台が入りました。堀川バスにとって珍しい三菱ふそうですが、かって自己発注でも在籍していたことから、久々の投入となります。エアロミディは福島発着のローカル線に充当されています。



 こちらは堀川バスの主力であるいすゞLV+富士7Eですが、
 元横浜市交通局
 の車両です。堀川バスにとって珍しい4枚折戸ですが、久留米競輪輸送専用車で、一般路線に入る事は無いようです。因みに川崎鶴見臨港バスの富士7Eのワンステはいません。

 以上です。大半が元川崎鶴見臨港バスの車両で占められており、どこに行っても目立つ存在です。尚、車庫内の写真は許可を得て撮影しております。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (BR-351)
2012-05-12 16:38:18
ワンステやノンステが中古導入されるとフルさを感じませんね。
返信する
Unknown (斬剣次郎)
2012-05-13 01:52:30
 BR-351様
 コメントありがとうございます。

 まさにその通りですね。堀川バスの場合、いつもピカピカに仕上げてるので、P代も古さを感じさせません。
返信する
堀川バスの記事ありがとう (黒べえ)
2012-05-15 23:50:51
堀川バスでは平成10年以来新車を投入せず、首都圏からの移籍車を中心とした車両で運用している、地方事業者に多くみられる車両構成となっています。
その車両構成も川崎鶴見臨港バスという、多くの地方事業者にわたっている車両が、今日に至るまで継続してはいっているということで、じっくりと読ませていただきました。
返信する
Unknown (斬剣次郎)
2012-05-18 00:12:08
 黒べえ様
 コメントありがとうございます。

 堀川バスはごく一部の例外を除いて川崎鶴見臨港バスの中古車を入れて来ているわけですが、それほど長持ちしているのもある意味凄いですね。
返信する

コメントを投稿