2008年4月1日より京阪中書島~立命館大学びわこキャンパス間を結ぶ路線バスが開業しました。びわこキャンパスからは草津駅、南草津駅、瀬田駅に向かう路線がありますが、京都府内の京阪線の駅に向かう路線バスは今回が初めてとなり、画期的な事です。所要時間も
32分
と気軽に使えるような時間になりました。これは高速道路の整備によって可能になったことです。運行は京阪京都交通と京阪宇治バスが共同で運行しています。運行はカレンダーによりますが、基本的に日曜日以外毎日運行されています。平日は1時間に1~2本程度運行されていますが、土曜日は5往復のみになります。
京阪京都交通は京阪バスから移籍したセレガHDが用いられています。この車両は元々貸切バスで用いられたもので(C-3829)、転用にあたって運賃箱やワンマン機器などが取り付けられました。車内は観光バス時代のままなので豪華な車内になっています。
京阪宇治バスはブルーリボンⅡの新車が投入されました。これは貸切対応でメトロ窓になっており、車内は補助座席付きの2+2シートになっています。簡単に言えば京阪バスのBタイプにあたる車両と考えてもいいでしょう。
このBKC線のルートを見てみましょう。
立命館大学のバス乗り場はややターミナルになっており、京阪中書島行きは3番乗り場から発車します。発車した後は陸上競技場周辺の一方道路を走り、構外に出ます。一般道に入ってほどなくすると、
草津田上IC
です。一般道は1分しか走行していません・・・。その一般道はかっては道が無く、瀬田方面へ向かうには迂回しなければならなかったのです。その道路ができたことによってアクセスが便利になりました。
草津田上ICは新名神のICで、今年の2月に亀山まで開通したのはご存知の通りです。立命館大学BKCに近い草津田上ICの存在が今回の路線の開業に結びついたわけです。
草津田上ICから第2名神に入るとすぐに草津田上JCTで名神に入り、すぐに瀬田東ICで
京滋バイパス
に入ります。京滋バイパスは大山崎JCTが出来るまでは単なるバイパスに過ぎず、車の通りが少なかったのです。しかし、大山崎JCTまでの開通によって名神の補助的な高速道路として重要な位置を示すようになりました(同時に通行料金の体系も変わりました)。
このトンネルの前後で滋賀県から京都府に入ります。ここで立命館大学から15分なのでかなり便利になったとも言えましょう。ちなみに京阪バスとケイビーバスが運行しているミッドナイトエクスプレス京都号の宇治経由便もここを通ります。
京滋バイパスを走破し、
久御山JCT
で第2京阪に入りますが、ほどなくして
巨椋池IC
で高速道路を下車します。本当にあっという間にここまで来たなという感じです。
高速道路を下車してすぐに宇治川を渡ります。宇治川を渡り終えると中書島付近の町並みの中を走り、終点の京阪中書島に到着しました。ちなみに京阪中書島付近は上下でルートが異なり、中書島行きは迂回する関係で所要時間が3分長い35分となっています(最大の原因は大阪方面から京阪中書島BTに入れない事です)。
高速道路のネットワークによって可能となった京阪中書島~立命館大学BKC線ですが、大阪・京都方面から通学しやすくなったのでどんな展開になるのか楽しみなところです。
32分
と気軽に使えるような時間になりました。これは高速道路の整備によって可能になったことです。運行は京阪京都交通と京阪宇治バスが共同で運行しています。運行はカレンダーによりますが、基本的に日曜日以外毎日運行されています。平日は1時間に1~2本程度運行されていますが、土曜日は5往復のみになります。
京阪京都交通は京阪バスから移籍したセレガHDが用いられています。この車両は元々貸切バスで用いられたもので(C-3829)、転用にあたって運賃箱やワンマン機器などが取り付けられました。車内は観光バス時代のままなので豪華な車内になっています。
京阪宇治バスはブルーリボンⅡの新車が投入されました。これは貸切対応でメトロ窓になっており、車内は補助座席付きの2+2シートになっています。簡単に言えば京阪バスのBタイプにあたる車両と考えてもいいでしょう。
このBKC線のルートを見てみましょう。
立命館大学のバス乗り場はややターミナルになっており、京阪中書島行きは3番乗り場から発車します。発車した後は陸上競技場周辺の一方道路を走り、構外に出ます。一般道に入ってほどなくすると、
草津田上IC
です。一般道は1分しか走行していません・・・。その一般道はかっては道が無く、瀬田方面へ向かうには迂回しなければならなかったのです。その道路ができたことによってアクセスが便利になりました。
草津田上ICは新名神のICで、今年の2月に亀山まで開通したのはご存知の通りです。立命館大学BKCに近い草津田上ICの存在が今回の路線の開業に結びついたわけです。
草津田上ICから第2名神に入るとすぐに草津田上JCTで名神に入り、すぐに瀬田東ICで
京滋バイパス
に入ります。京滋バイパスは大山崎JCTが出来るまでは単なるバイパスに過ぎず、車の通りが少なかったのです。しかし、大山崎JCTまでの開通によって名神の補助的な高速道路として重要な位置を示すようになりました(同時に通行料金の体系も変わりました)。
このトンネルの前後で滋賀県から京都府に入ります。ここで立命館大学から15分なのでかなり便利になったとも言えましょう。ちなみに京阪バスとケイビーバスが運行しているミッドナイトエクスプレス京都号の宇治経由便もここを通ります。
京滋バイパスを走破し、
久御山JCT
で第2京阪に入りますが、ほどなくして
巨椋池IC
で高速道路を下車します。本当にあっという間にここまで来たなという感じです。
高速道路を下車してすぐに宇治川を渡ります。宇治川を渡り終えると中書島付近の町並みの中を走り、終点の京阪中書島に到着しました。ちなみに京阪中書島付近は上下でルートが異なり、中書島行きは迂回する関係で所要時間が3分長い35分となっています(最大の原因は大阪方面から京阪中書島BTに入れない事です)。
高速道路のネットワークによって可能となった京阪中書島~立命館大学BKC線ですが、大阪・京都方面から通学しやすくなったのでどんな展開になるのか楽しみなところです。
コメントありがとうございます。
間違い指摘ありがとうございました。修正しておきます。
素晴らしい記事だったので引用勝手にしてしまいました!!ダメでしたら、ご連絡ください!!
あと、大津からの特急の記事で
BKGではなくBKCですよ~
Bビワコ
Kクサツ
Cキャンパス
です~~
はじめまして、コメントありがとうございます。
記事の転用は事前に連絡お願いします。貴ブログを拝見させて頂きましたが、問題なさそうだったのでOKとします。
誤記の指摘ありがとうございました。修正しておきます。
礼儀がなっていませんでした・・・
m(_ _)m
大津便の引用もしたいのですが・・・
いかがでしょうか?
コメントありがとうございます。
大津線については立命館大学の立場で書いたわけではないので、引用はご遠慮ください。何せ、大津線は会員優先バスなので、立命館大学の関係サイトに非会員の書き込みを載せるのはいかがかと・・・。中書島~BKC線は会員バスではないのでOKとしました。
松健様
コメントありがとうございます。
草津田上ICを過ぎて見かけたものは京阪京都交通のものではないですね。これは京阪バスの京都~四日市間の高速バスですね。これも新名神を通ります。
お返事遅くなって申し訳ありませんでした。
また、たくさんの記事楽しみにしています。