斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

那覇バスみたまま 2013・03

2013年09月01日 13時11分30秒 | バス
 那覇バス
 の見たままのレポートです。那覇バスは前回撮影時から路線新設などで大きな動きがありました。市内線と市外線まとめてレポートします。




 まず、新車ですが、先日にUPしているので、ここでは省略させていただきます。ということで、中古車から。
 前回撮影時では数台が走っていました
 元京急バス
 のキュービックワンステですが、更に増備され、各路線で活躍しています。同タイプが琉球バス交通にも投入されており、第一交通では大きな勢力となっています。




 こちらは
 元京急バス
 のブルーリボンワンステです。キュービックに続いて、今度は日野ブルーリボンが入りました。U代の車両が市外線に投入されていましたが、KC代の本格ワンステは今回が初めてとなり、しかも市内線にも投入されました。839が具志or石嶺で9番、844が新川で2番、834が市外線の25番に充当されていました。




 2010年に元東急バスのエアロスターノンステが那覇バス初の大型ノンステとして投入されて注目を集めましたが、更に増備されています。今度は
 元京急バス
 の車両で、900と901と904の3台が3番に充当されています。そのため、3番はノンステが目立つようになりました。



 エアロスターノンステの一部は那覇空港のLCCターミナルのシャトルバスに投入されています。確認したのは元京急バスの902と元東急バスの914です。LCCターミナルは国内線ターミナルよりもかなり離れた場所(貨物ターミナルの中)に設置されたため、国内線ターミナルとのシャトルバスを那覇バスが受け持つ事になり、シャトルバス用としてエアロスターノンステが投入されました。




 こちらは
 元東急バス
 の日野HRノンステです。那覇市実証実験路線(おもろまち駅~新川営業所)の運行開始に合わせて投入されたもので、東急コーチで使用されていたものです。東急バス時代に使用されていた前面窓下の行先表示器は撤去され、変わって窓上部にLED式行先表示器が設置されました。



 こちらは45番に充当されている
 エアロミディ
 です。上が元南海バス、下が元東急バスのワンステです。市外線にも三菱ふそうが広がりつつあります。





 次に路線です。那覇バスは盛んに新路線を開拓しています。
 こちらは2013年に空港~ホテル間の連絡バス用として開設された
 19番空港ホテル連絡バス
 です。東ルートと西ルートがあります。両ルーと共に各ホテルを結んでいますが、西ルートは那覇バスターミナルも通ります。19番は利用状況が思わしくなく、開設から1ヶ月で早くも減便されています。ひょっとしたら廃止という道を辿るかも・・・。車両は中型車が専属で充当されています。


 こちらは空港からショッピングセンターを結ぶ
 95番空港あしびなー線
 です。ショッピングセンターのあしびなーは豊見城市にあるため、市外線扱いになっています。この路線は観光客向けに運行していた無料シャトルバスを路線バス化したため、ノンストップ運行となっています。






 こちらは那覇市内の観光地を巡回する
 那覇市内観光周遊バスゆいゆい号
 です。那覇バスターミナルを起終点に国際通り、首里城などを回ります。2013年6月に運行開始したもので、専用のラッピングがなされた車両が充当されています。担当は具志ですが、新川などから中型車が集められたようです。幕式の615も専用車に変わった事は驚きです・・・。因みに日野RJの498が予備車に指定されているようで、ゆいゆい号のステッカが貼られています。



 こちらは2013年4月から90日間の予定で運行された
 那覇市実証実験線
 です。那覇市が策定した交通基本計画の中に基幹的公共交通の導入があり、それに向けた実証実験として新川~寄宮~開南~那覇BT~国際通り~おもろまち駅のルートで運行されていました。文言が過去形になっていますが、この路線は一旦延長の上に8月に終了し、4番として一般路線化されました。車両は元東急バスの日野HRを中心にエアロスターの800も充当されていました。
 こうして、那覇バスは多数の路線を開設してきたわけですが、利用状況が思わしくない路線が多いようなので、気がかりですね。




 次に在来車の動きです。路線開設などによって転属など車両の動きが発生しています。
 こちらは元国際興業のキュービックですが、元々は具志にいて6番で活躍していました。しかし、6番にブルーリボンⅡノンステ新車が投入されたため、玉突きで新川へ転属し、5・14番などに転用されました。





 こちらは那覇空港のスカイマークのランプバス用として投入された車両たちです。スカイマークのランプバスは那覇バスに委託していたのですが、スカイマークが自前で車両を揃えることになり、那覇バスとの契約が解除されました。そのため、専用車は一般車化の上で新川に転属し、市内線で活躍しています。元名古屋市交通局のキュービック3扉車、元京成バスのキュービック3扉車、元京急バスのブルーリボンなどです。元名古屋市交通局の3扉車が国内に流れる事は稀ですね・・・。



 こちらは元東武のいすゞLV+富士7Eですが、元々は市外線の15番用として投入されたもので、15番の市内線化により、他の市外線に転用されていました。それが市内線に転用されました。市内線への転用にあたって帯の変更が行われているのですが、シールをはがした跡が見えます。他に側面行先表示器が設置されたのですが、前から2枚目の窓に取り付けられています。市内線用の元東武車は前扉後ろの窓に取り付けるのが普通なので、特徴が出来ました。3番をメインに充当されています。



 こちらはニッポンレンタカーのシャトルバスに充当されたP代の車両たちです。那覇バスは以前からニッポンレンタカーのシャトルバスを受託していますが、充当されるのはほぼ古参車です。その中で元小田急バスの富士5Eも充当されています。かっては多数いましたが、今も残っているのは243ぐらいです。でも、これらの車両は運賃箱が既に撤去されています。



 こちらは元東武の日野ブルーリボン3扉車です。この車両は一時期ニッポンレンタカーのシャトルバスに転用されていましたが、他の車両と交代する形で一般路線に復帰しました。3扉とはいえ、後扉は塞がれています・・・。



 前回撮影時の14番は大半の便が中型車でしたが、今回撮影した時は全て大型車になっていました。どうやら、14番に充当されていた中型車たちが那覇市内観光周遊バスに転用されたため、余っていた大型車が回ってきたようです。P代のキュービックも高確率で充当されていました。


 一部が廃車され、めっきり減った感じのある元大阪市交通局のキュービックですが、一部が現役で活躍していました。



 市外線は基本的に大きな動きはありませんが、最近になって自己発注車の一部に対して行先表示器がLED化された車両が出ていました。

 以上です。

 車庫内で撮影したものは事務室の許可を受けております。

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