美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

北斗戦

2008-08-20 21:37:28 | Weblog
悔しさ、受け継げ。
北斗には残念ながら負けました。
ゲーム終了後、3年生はグランドで泣き崩れていました。
3年生の悔しさは、2年生と1年生が受け継ぐことでしょう。


■スコア
   美幌   北斗
前半 10 ― 38
後半  0 ― 33


■一時は5点差
美高は前半キックオフのキックを逆サイドに蹴り、北斗のノックオンを誘って先制のトライ。
勝る気迫で、互角に勝負していました。長瀬選手のトライで一時は5点差に詰め寄るも、
自分達のペースをつかみ始めた北斗にトライを重ねられます。
結果的に、10―71で敗れ、全道への切符を手にすることはできませんでした。

■成果あり
点差はつきましたが、パワーリーグの時と比べ確実に進化していました。
北斗との差は、局面においてのプレーの精度の高さ、意識だと思います。
「さすが、北斗」という感じです。
ただ、試合後に北斗の保護者が言っていました。「美高の球出しがものすごくよかった。驚きました」、と。
パワーリーグ後の成長は、美高の可能性の高さを感じさせてくれました。
3年生の頑張りは、2年生、1年生に大きな自信を与えてくれたはずです。
3年生諸君、ありがとう。

■美高だけしか味わえない
3年生の涙を見て、考えました。
「この悔しさは美高だけしか体験できない。貴重だ」、と。
常勝チームは知ることのできない悔しさは、大きな武器になるのではないでしょうか。
大切なことは、3年生の涙を「この時」だけにしないこと。
管理人は技術論を語ることはできません。
ですから、2年生と1年生に伝えたいことは、「3年生の悔しさを継承しろ」です。
悔しさを継承し続ければ、美高は必ず強くなる。
「追われる側」より、「追う側」のパワーのほうが、はるかに大きい。
3年生の涙を絶対に忘れず、近いうちに「追いつき」「追い越して」下さい。

■3位決定戦
今日は、遠軽―緑陵戦も行われました。結果は遠軽の勝利。北斗と1位の座を争うことになりました。
美高は22日、緑陵と3、4位決定戦に臨みます。
必ず勝利してくれることでしょう。