美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

OBが伝えたいこと①

2008-04-23 23:22:15 | Weblog
「継続」と「経験」
美高ラグビー部が強くなるために欠かせない存在がOBです。
「花園」出場を願う気持ちは、ひょっとすると部員より強いかもしれません。
OBの方々の応援メッセージを紹介します。




■山中淳さん(36)=写真中央の白いジャージ=

高校時代から20年間、HO(フッカー)をやってます。
高1の時は先輩方が全道で準優勝、2年生も2位、3年生の時は3位でした。
今の美高ラグビー部には「激しさ」を求めます。そして、基本に忠実であること。練習、試合でサボることはダメ。激しいタックルなどは、何事にも一生懸命なプレーヤーができるものです。
「チームワーク」のよさも重要です。どんな時もメンバーをけなさず、うまくできない選手がいても周りがフォローしてあげられるチームになってほしい。
勝つためには、みんなで助け合い、フォローしあうことが大切になります。
先日、美高の練習に参加しました。HOとしての感想は、「いいスクラムを組むな」でした。いい感じです。
いいスクラムを組まれた相手は、徐々にボディブローのように効いてきます。
高校スクラムは1・5㍍しか押せませんが、HOは決して手を抜かず、基本に忠実にプレーしてほしい。
FW(フォワード)はある意味、職人の世界。スクラムは理屈だけでは上達できない部分もあります。うまくなるには「経験」することが一番。先輩やOBなどと何度もスクラムを組み、自分なりに会得してほしいです。
私はスクラムを組む際、「常に自分のペースに引き込もう」と意識しています。相手に不利なポジショニングをとって、プレッシャーをかけます。
今の部員に伝えたいことは、佐々木監督やOBらが教えてくれた事を忘れず、日々の練習の中で実践し、体に染み込ますこと。そうすれば、絶対に強くなり、「花園」出場を果たせると思います。
大事なことは「継続する」こと。期待してます。
それと、加藤先生が指導者に加わり、心強いです。「花園」出場に向けた環境が整ってきましたね。






~名言集~その4
 「大切なのは自分の特性を知ること。できないことに眼をつぶらない」
                               大畑大介(神戸製鋼)