元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.326  「紅葉の旅(延暦寺)」のお話。

2013年12月20日 | 日記

「紅葉の旅(延暦寺)」のお話。      「紅葉の旅」も最後の見学先である世界文化遺産に認定されている比叡山延暦寺の総本堂「根本中堂」に私達は到着した。「根本中堂」の中は撮影禁止のため、皆さんに壮大な建物の内部を写真でお見せすることができないのは誠に残念である。私達は伝教大師最澄のご自作といわれる「本尊薬師如来像」の前でお坊さんからありがたい「教え」を頂戴した。

日本各地から集められた大きな欅の柱でつくられた「根本中堂」には≪1.200年以上≫消えることなく3個の大きな「不滅の法灯」が灯り続けている。この灯りが消えないようにお坊さんたちが毎日規則正しく油を注いでおられるという。ここで私達は≪油断≫することなく、規則正しい生活を送ることの大切さを教えられた。この「教え」を気持ちを込めて説かれたお坊さんが“風邪声”で話されていたのが少し気になったが・・・。

「根本中堂」にある本尊や法灯は参拝者の目の高さにある。これは「仏凡一如」(仏も人もひとつ)という教えを表しているという。また、「一隅を照らそう」と言う教えにも感銘を受けた。この教えは「個々が思いやりの心を持って一隅を照らす人になること。すなわち、一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯行うことが周りをよくすることになる」。

そして「先ず自分自身を輝いた存在にする。その輝きが周りも照らす。一人ひとりが輝きあい、手をつなぐことができれば素晴らしい世界が生まれる。」というものであった。紅葉の美しさよりも心の持ち方の大切さを感じた延暦寺の旅であった。


「紅葉の旅(延暦寺)」    最後の見学先で世界文化遺産である比叡山延暦寺に私達は到着した。

「紅葉の旅(延暦寺)」     根本中堂に向かう参道の入口。

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」  「一隅を照らそう」と言う教えにも感銘を受けた。

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」      正面に根本中堂の建物が見える。

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」      根本中堂の入口。

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」     かなり急勾配の階段を登る。

「紅葉の旅(延暦寺)」       根本中堂の全容。

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」      運が開けるように鐘を鳴らす観光客。

「紅葉の旅(延暦寺)」

「紅葉の旅(延暦寺)」    私も気持ちを込めて鳴らしてみた。

「紅葉の旅(延暦寺)」



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