「景山公園」のお話。 約3時間半をかけ、世界遺産の「故宮博物院」を見学した後、その足で道路を挟んで反対側にある「景山公園」の頂上を目指して、330mを徒歩で登ることにした。以前、「景山公園」の頂上から「故宮博物院」を眺めた光景が、実にすばらしい眺めであったことを私は記憶していた。周囲の景色を楽しみながら、一歩一歩、階段を踏みしめるように登った。
途中、階段の両側に植えられている<白い皮>の「松の木」が懐かしかった。10数年前、ここを訪れた時、地上に落ちていたこの「松の木」の<白い皮>の美しさに感動し、記念に自宅へ持ち帰ったことを思い出した。その後、頂上に建立されている「万春亭」で、私は「家内安全」と「健康」をお祈りしてから「故宮博物院」を振り返って見てみた。
残念なことに、逆光の中、空気が<どんより>と曇っており、遠くまで続く「故宮博物院」の大きな屋根をはっきりと見ることができなかった。しかし、「故宮博物院」のスケールの大きさは、十分、山頂からも楽しむことができた。入場料は「故宮博物院」の40元(日本円で約500円)に対し、「景山公園」は2元(日本円で約25円)と格安。公園の近くに住む市民は、入場料の<年間券>を購入しているという。実際、多くの市民が昼間から「ハーモニカ」、「歌」、「踊り」、「トランプ」などを楽しんでいた。
「景山公園」 入場料は2元(日本円で約25円)。
「景山公園」 正月の飾りつけが行われていた。
「景山公園」 ここから山頂を目指して登ることに。
「景山公園」 山頂にある万春亭。
「景山公園」
「景山公園」 山頂にある北京城の中心点の標識。
「景山公園」 中心点から見た「故宮博物院」。空気が霞んでいて、遠くまでよく見えない。
「景山公園」の山頂から見た「北海公園」。
「景山公園」の山頂から見た「北京市内」。
「景山公園」 白い幹の「松の木」が美しい。
「景山公園」
「景山公園」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/60/a49e7221c32fb0d673d260b45140d2f2.jpg)
「景山公園」 「トランプ」を楽しむ市民。
「景山公園」 拡声器を使って「ハーモニカ」を楽しむ市民。
「景山公園」 足を使った「羽根蹴り」を楽しむ市民。
「景山公園」 拡声器を使って「歌」を楽しむ市民。
「景山公園」 出口に立つ筆者。
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