元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.868  「角館のお祭り」のお話。

2012年09月18日 | 日記

「角館のお祭り」のお話。     先日、深い木立と、重厚な「武家屋敷」が立ち並ぶ街並みと、「桜」の名所で知られている東北の「小京都」、≪秋田県仙北市角館≫を訪れた。この日は、幸運にも「角館のお祭り」の日であった。重要無形民俗文化財の「角館のお祭り」は、今から約350年ほど前から始まり、<地域の繁栄>や<商売繁盛>、<家族の無病息災>などを祈願するもの。

≪神明社≫の祭りと≪薬師堂≫の祭りが一緒になったのが「角館のお祭り」。祭りの日には、各町内から「武者人形」や「歌舞伎人形」を載せた18台の曳山を見ることができる。曳山には「笛」、「太鼓」、「三味線」などを演奏する人々が乗り込み、着物を着た小学生の≪秋田おばこ≫が、艶やかに「手踊り」を披露してくれる。

私達が訪れた日も、ご祝儀をもらった一軒、一軒の家の前で「手踊り」を披露するので、曳山はなかなか前に進まなかった。私はめったに見ることができない、貴重な「角館のお祭り」を目の前で堪能させてもらった。以前、桜の咲く時期に「角館」を訪れたことがあるが、武家屋敷の庭に咲く「枝垂れ桜」、その武家屋敷の近くを流れる桧木内川の堤防上に咲く「染井吉野の桜並木」は、本当に見ごたえがあり、多くの人で賑わっていた。

しかし、初秋に「角館のお祭り」を見ながら、緑色の「枝垂れ桜」や「染井吉野の桜並木」を見ることも、また格別な味わいがあるものだ。


「角館のお祭り」           「武者人形」や「歌舞伎人形」を載せた18台の曳山のうちの1台。

「角館のお祭り」


「角館のお祭り」            武家屋敷の前を通る曳山の上で「手踊り」を踊る秋田おばこ。

「角館のお祭り」         着物を着た小学生の≪秋田おばこ≫が、艶やかに「手踊り」を披露してくれる。

「角館のお祭り」         着物を着た小学生の≪秋田おばこ≫が、艶やかに「手踊り」を披露してくれる。

「角館のお祭り」            人の力でゆっくりと進む曳山。

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」           ご祝儀をもらった一軒、一軒の家の前で「手踊り」を披露する秋田おばこ。

「角館のお祭り」              武家屋敷の「枝垂れ桜」。

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」

「角館のお祭り」           近縁の看板も日本語のほか、中国語、韓国語、英語で書かれていた。

「角館のお祭り」             お土産品の「もろこし」のルーツは中国と書かれた看板。

「角館のお祭り」             お土産品の「もろこし」を売るお店。

「角館のお祭り」               武家屋敷の庭に咲く花々。

「角館のお祭り」              武家屋敷の庭に咲く花々。

「角館のお祭り」              武家屋敷の庭に咲く花々。

「角館のお祭り」              武家屋敷の庭に咲く花々。

「角館のお祭り」    武家屋敷の近くを流れる桧木内川の堤防上に植えられた「染井吉野の桜並木」と曳山。


「角館のお祭り」    武家屋敷の近くを流れる桧木内川の堤防上に植えられた「染井吉野の桜並木」。

「角館のお祭り」    武家屋敷の近くを流れる桧木内川の堤防上に植えられた「染井吉野の桜並木」。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿