「斉斉哈爾市内」のお話。 嬉しいことに、列車が到着した斉斉哈爾駅のホームまでツアーガイドの李さんが、私たちの名前を書いた紙を持って出迎えてくれた。李さんは黒龍江大学日本語学科の卒業生ではなく、北京第二外国語学院のご出身であった。日本語のほかに、英語のガイドもやっておられる秀才ガイドさんである。早速、斉斉哈爾駅の建物を流暢な日本語で説明していただいた。
東京大学の安田講堂がモデルとなったというこの駅舎。正面に向かって左側の2階の部分が、戦前、「大和ホテル」として使用されていたという。「斉斉哈爾市内」は、車も人もハルビン市内に比べれば少ない。それでも時間帯によっては交通渋滞が発生するとのこと。市内を見渡すと、ハルビンより少ないが、20階建てクラスの高層ビルが、何か所かで建築中である。
李さんの説明によると、そのほとんどが高級マンション。購入単価は1㎡当たり8.000元(日本円で約10万円)。平均150㎡の広さの部屋を購入するとして120万元(日本円で約1.500万円)が必要となる。この地方の労働者の平均給料月額が3万円弱という。私達の乗った車の運転手さんも最近、立派なマンションを購入されたとか。「中国の富裕層は、大都市だけではなく、どこにでもいるものだ」ということを実感させられた。
「斉斉哈爾市内」 東京大学の安田講堂がモデルとなった斉斉哈爾駅。
「斉斉哈爾市内」 市内に見られる高層住宅群。まだ池は凍結していた。
「斉斉哈爾市内」 市内に見られる高層住宅群。宿泊したホテルの窓から撮った写真。
「斉斉哈爾市内」 市内に見られる高層住宅群。
「斉斉哈爾市内」 市内に見られる高層住宅群。
「斉斉哈爾市内」 市内に見られる30階を超す「高層住宅群」。宿泊したホテルの近くにある建設中のマンション。
「斉斉哈爾市内」 市内に見られる高層住宅群。
「斉斉哈爾市内」 広い歩道が特徴の繁華街。
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