猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

「伊豆高原おもてなし処 さくら」さんへ。

2007-06-10 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

近くながら、しかももう何年も住んでいるのにまだ行ったことのなかった「伊豆高原おもてなし処 さくら」さん。私と家人のお休みの日やら、「夜は予約のみ」やら、もろもろの悪条件で・・・。いえ、お昼には何度か行ったことがあるんだけど、そのたび満席で入れずで。まあ、思いつくのが桜の時期で(短絡な!)いっぱいなのは当たり前だとは、思ったり。メインの桜並木から折れて伊豆高原ホテルへ続く桜並木の途中だから、散策⇔ご飯にいいのよね。

仕事関係では、「旬席 ふみ」さんとならんで伊豆高原の接待処・食事処でもある。だから、行ってなくても料理内容やお店の雰囲気その他、情報はてんこ盛り。

そう、「夜は予約のみ」。

思い立ってのある日、当日でも大丈夫か心配だったんだけど、2時ころの電話で「OK」だった。

雨の中、「絶対飲むから」歩いてお店へ。

初めてということで、おきまりメニューのなかから「紫陽花御膳」3200円也と、まずはビールとあとから冷酒。

前菜5品、煮穴子(江戸前)、ローストポーク、鮭の混ぜご飯とお味噌汁・香の物、デザート。

前菜は茗荷寿司と胡麻豆腐(あ、これもミルク入り?)、穴子八幡巻、等一口サイズのものが。

煮穴子はちょっと柔らかすぎた感も。

一番のおすすめの(お店のウリ)ローストポークは、確かに余計な脂が落ちてくどくない。ハーブもいい。だけど、そう、うちの庭の味・・・30種以上というハーブとスパイスと良い塩、それらがお肉の塊にたっぷり塗られて焼かれて、真っ黒になってお肉のエキスも含んでいる荒いペースト状のそれをチョコチョコつけながら食べるのだけど、舌に感じる味がなじんでいるものばかり(うちの庭のハーブたち・・・)で、目新しさは感じなくって。聞いていたほどの感激もなく・・・美味しくないということではないです。これとお酒で十分いけるし、これとご飯でも無問題。でも、“期待”ってあるでしょ?初めてのところは特に。だから、ちょっと、ね。

あとはおいしい鮭の混ぜごはんとお味噌汁と。そしてデザート。

「季節ごとに旬のものを・・・内容が変更」とのことだけど、メインの煮穴子とローストポークとご飯は定番らしいので、前菜が変わるんだろうか?でも5品あってもやっぱり定番らしき感じだし一口サイズだし。ならば、ちょっとしばらくはいいかなという感じも無きにしも非ず。コース料理はそれなりにいろいろやってくれるんだろうなと思うけど・・・。1品料理でいろいろあるのかしら?

お決まりメニューで季節感を出す・・・そう「季節によって」「旬のもの」等と書くならば、もう一品、季節がはっきりわかるお料理が加わると良いなと思った。

「ふみ」さんの素敵なところは、通常メニューのコースでも季節によって内容が違うところ。だから、季節ごと・毎月・いえたぶん毎週行っても、違うものが食べられる。だから、行くのが楽しみになる。今月もそろそろ鱧?なんて考えると、うずうずしてくる。「さくら」さんは、そこがないなあ。

HPに書かれているように奥様が料理されご主人がフロア担当。おしゃべり好きな明るいご主人で、私的には特に問題ないんだけど仕事関係者からはちょっと不評。厨房との境は、カウンターキッチンのように見えるようになっているのだけれどカーテンが引かれていてちょっと残念。また、奥に入られると声が届かないのだろうか、なんどか呼びかけても返答のないときも(中からの声は聞こえるんだけど)。まあ、急ぐこともなし、のんびりとってことで、まいいか。

総じて、「悪くはないけれど・・・」

まあ、歩いていけるところってことで、★三つ~


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