今でも背中がなんだかぞくぞくしている。胸がいっぱい。
昨日、新宿FACEにて。劇場ではないだけに、ちょっと引くものあり。きれいに清掃されてるけど、ちょっとね。ロビー狭いし(というか、通路)。
花がいっぱい贈られていた。何気に見ながら会場待ち。そして。
オープニング。「Tear Me Down」とともに後ろのドアから入ってくる山本ヘドウィグ。
通路に近い席で、通るヘドウィグ目の前で見た。いくら山本さんのファンでも、いや事前に知ってはいたけど、さすがにあのメイクはどうかと思った。あの鬘はナンだと思った。ちょっとひどいな~と。
だけど、それが・・・きれいになっていくの。
「The Origin of Love」「Sugar Daddy」
そして、悲しくなってくる。
「Wig in a Box」
私のとどめは「Wicked Little Town」。舞台後方に下がって椅子に座って歌うヘドウィグ。スポット浴びて歌うヘドウィグ。神々しいくらいきれいに見えてセクシーで・・・悲しくて。涙でた。身動きできなかった。拍手するどころじゃなかった。
「泣くのは、泣いてないと笑っちゃうから。」
「笑うのは、笑ってないと泣いちゃうから。」
どんどん引き込まれていく。
・・・ラスト。あのメイクが、あのメイクたる理由。素のヘドウィグ。Tommy。Tommyの歌う「Wicked Little Town」。そして「Midnight Radio」。
あっという間の1時間40分。
翻訳された北丸雄二さんのブログ読んで、さらに反芻。
やっぱり歌うまいなあ。あらためて実感。“聞かせて”くれる。“感じさせて”くれる。英語なのが残念とは思うけど(英語でいいけど字幕あればさらにいいんだけどな)十分伝わってくる。演技は言わずもがな。ただ、まだ硬い?これがどうこなれていくか。あと2回見に行ける。楽しみ。
正直、ハードな曲の時にはノリタカッタ。タチタカッタ。聞いているとね、ワーッとなって思わず体が動く。座ってるのがつらくなる。でも、これはライブじゃないし、コンサートじゃないし。微妙なんだけどね・・・。
にしても、きれいな体。無駄な肉がなにもない。もう、ダンナ以外の男の人の体というものを見る機会はほとんどないだろうし、いやプールやら海やら、あるかもしれないけど、これほどのものはきっと絶対ないだろうと思う!(断言) 思わず手を合わせそうに・・・。
ああっ、どうしよう、あとの2回のうち1回は最前列真ん中あたり。うわ~目の前で★※○×・・・。
つくづく東京在住の方がうらやましい。いつでも時間あればいける。取れるんだよね。交通費考えたら、さらに何回か。ちぇ~っ。