脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

職人芸

2015年10月28日 | おでかけ
中国新聞に、蕎麦打ちの高橋名人の記事が連載されていたのはいつだったでしょうか。
まともな蕎麦を食べたことがない私は、
「いつか、本物と絶賛される蕎麦を食べよう」と心に決めていました。

そして、妹背の滝のすぐ近くに、高橋名人から暖簾分けされた「宮島達磨」というお店がオープン。

ようやく本日、行って参りました。
清潔感あふれる、そしてお客さん来てきて、と言ったうるささのない店構え。

にこりともしない頑固おやじをイメージして暖簾をくぐると、
温かいお人柄がにじみ出る、優しい笑顔の方々が。
私も母も安心しました。

お品書きには「ざるそば」とだけ。

知ってはいましたが、天ぷらとかイロイロ載せないんですね。

おろし大根、刻み葱、わさびが小皿に。
さほど待たずにざるに乗った蕎麦が。

「通」ぶるつもりはありませんが、
蕎麦って、後から後からいろんな風味が出てきて、
何かと一緒に食べると、その微妙な旨さを
味わい逃してしまいそうな、繊細な食べ物だったのですね。

本当に「目からうろこ」でした。
こんな繊細な味のわかる日本人に生まれて良かったなあ、と
しみじみ思いました。

ざるに薄く広げられた量なので、まさに1枚と数えるにふさわしい。
お品書きの裏面には、おいしそうな日本酒などが載っていました。

まさに、おとなの空間。
おなか一杯食べることを目的にするには、
どうかと思いますが、
極上のひとときを過ごさせていただきました。

今度は車でなく、来たいものです。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。