脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

他者と競うことより、自らを高めよう

2016年02月02日 | 日記
私は小さい時から、農業は大事と思っていました。
小学校の低学年の時の文集に、
夢は自分で育てた野菜を売る八百屋さんになること
と書いていました。

あのころ、私の住む広島沿岸部では、
商業・工業が盛んになり始めて、
なんとなく農業は人気が落ちていました。

学校でも農業の大切さをしっかり教えてもらった記憶はありません。

今日、JA病院に用があり、ふと農業新聞というのを目にして
初めてだったこともあり、興味津々で
隅から隅まで全部2回読みました。

日本にはまだこんなに真剣に農業に取り組んでいる人がいて、
政治はこんなにも農業をだめにしているんだということが
とてもよく伝わってきました。

企業から広告費をもらうのが仕事で、いい番組ばかりを作っていられないTv局の都合はわかるけど、
もっと国民の目を農林水産業に向けてほしいです。
経済など、農業とは一見無関係の、他の学問をしてから農業に方向転換した方は、
その経験が役に立ったとおっしゃっています。
確かにそうだろうと思います。

もっと農業高校と経済学を結びつけると言った柔軟政策をとって、
視野の広い、役に立つ勉強を若い人たちがしたら、
日本の農業はもっともっと元気になることでしょう。

いや、もう、政治に頼らなくても学校の裁量で
積極的にチャレンジしたらよいのでしょうに。

人は偉くなると、自分の安泰な生活だけ望んで、
人のために熱い想いをもって動いてはくれなくなるのでしょうか。


今の政治では、他国との競争ばかりに国民の目を向けさせ、
「さあ、負けたくないでしょう?
勝つためにがんばりましょうね、と
まるで経済を戦争のようにして幼稚園児がごっこ遊びをしているようです。
国民全体がそんなことをのぞんでいるのでしょうか。

食糧自給率が減っていくばかりなのに、
政治家の視野が狭すぎて日本人が誇りと自信を失っていると
思います。

「おまえは、生徒さんに目先のテストで点数を取らせることが
仕事だろう」と言われるかもしれませんが、
本当は日本を良くする、元気でかしこい若者を育てたいのです。